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NPO法人「日本の写真文化を海外へプロジェクト」が設立

ギャラリーサイトを設立 設立記念写真展も

 任意団体「日本の写真文化を海外へプロジェクト」が、9月よりNPO法人として活動を開始する。それを記念した写真展「First Contact in TOKYO」を9月9日から開催する。

 NPO法人は、個人では難しい海外の情報収集、海外のギャラリーやアートフェアへのアプローチなどをサポートする。独自のネットワークを通じ、企業では実現しづらい支援活動などを行なうという

 その一環として、海外に向けたギャラリーサイト「JAPANPhotoGLOBE」(ジャパン・フォト・グローブ)を9月中旬に立ち上げ、会員を募集する。会員には海外に向けた作品発表の場を提供するとともに、ワークショップなどを通じてさまざまな情報を提供するという。

 また、今後は海外のギャラリーや政府機関との窓口としても機能していきたいとしている。

 なお、NPO法人の設立を記念した写真展「First Contact in TOKYO」が開催される。

  • 写真展「First Contact in TOKYO」
  • 会場:Photo Gallery ARTisan TOKYO
  • 住所:東京都文京区本駒込6-15-8エルピスビル
  • 会期:2013年9月9日(月)〜2013年9月21日(土)
  • 時間:11時19分〜19時
  • 休廊:日、祝

 写真家12人の作品をB倍(1,030×1,456mm)で展示。出品作家は、大浦タケシ、河野英喜、小林岳夫、佐藤謙司、柴田誠、高崎勉、出水惠利子、中西敏貴、野田尚之、莫萌、松田忠雄、水咲奈々(敬称略)。

 この写真展は現地の写真家を招待して、香港、台湾、上海ほかでも開催される予定。

(本誌:折本幸治)