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パナソニック、奥行き18.5mmの超スリムコンパクト

 パナソニックは、クラシカルデザインの薄型デジタルカメラ「LUMIX DMC-XS3」を8月22日に発売する。近年選択肢が狭まっているスリム系ズームコンパクトの新製品。

 価格はオープン。店頭予想価格は2万円前後の見込み。

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 2013年2月発売の「LUMIX DMC-XS1」の後継モデル。薄型ボディと光学5倍ズームレンズはそのままに、外観をクラシカルテイストに変更。さらに映像エンジンの刷新により、高速AFを実現した。

 撮像素子は有効1,410万画素の1/2.33型高感度MOSセンサー。最高感度はISO3200。高感度モードではISO6400まで増感する。

 ちなみにDMC-XS1は1/2.33型で有効1,610万画素、最高感度は通常時ISO1600、高感度モードISO6400だった。

 ヴィーナスエンジンが強化されたため、AFや連写性能が向上している。具体的な連写性能は、DMC-XS1が約1コマ/秒、本機が約4.7コマ/秒(AF追従)となっている。

 動画のフォーマットもMotion JPEGからMP4に変更。1,920×1,080/30pでの記録が行なえる。

 また、前モデルになかったビューティーレタッチを搭載する。クリエイティブコントロールおよびクリエティブパノラマには、「オールドデイズ」が追加された。

 内蔵メモリーも90MBから200MBに増量している。

 その他の主な仕様はDMC-XS1と共通。

 レンズは焦点距離24-120mm相当(35mm判換算)F2.8-6.9の光学5倍ズーム。

 液晶モニターは2.7型23万ドット。

 記録メディアはmicroSDHCカード。

 電源はリチウムイオン充電池。USB充電にも対応する。

 外径寸法は92.2×54.4×18.5mm。バッテリー、メモリーカードを含む重量は約103g。

(本誌:折本幸治)