写真展告知

東京都写真美術館:W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代

W. ユージン・スミス 〈私の窓から時々見ると…〉より 1958年 東京都写真美術館蔵 ©1958, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith

東京都写真美術館は、20世紀のドキュメンタリー写真を代表するアメリカの写真家、W. ユージン・スミス(1918-1978)の個展を3月17日(火)から開催する。

ユージン・スミスはアメリカ・カンザス州ウィチタに生まれ、母親の影響で幼少期より写真に親しんだ。その後、地元紙「ウィチタ・イーグル」での活動を経て、1940年代から本格的に報道写真に取り組むようになる。

第二次世界大戦中には、グラフ雑誌「ライフ」の特派員として沖縄やサイパンなどの激戦地を取材。戦後も同誌を中心に、「カントリー・ドクター」「慈悲の人 シュヴァイツァー」「水俣」などの作品を発表。複数の写真と短い解説文を組み合わせたフォト・エッセイの手法に至る。

1954年に「ライフ」誌を離れた後は、ニューヨーク・マンハッタンのロフトに住み、ロバート・フランクやダイアン・アーバスなどの写真家、セロニアス・モンクやマイルス・デイヴィスといったジャズ・ミュージシャンや画家など、ロフトに集う多くの芸術家を撮影したという。

同展では、「ロフトの時代」とその前後の作品を中心に紹介している。

W. ユージン・スミス 〈私の窓から時々見ると…〉より 1958年 東京都写真美術館蔵 ©1958, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 〈私の窓から時々見ると…〉より 1958年 東京都写真美術館蔵 ©1958, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 《セルフ・ポートレイト》 1957年頃 ©1957, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith 画像提供: Center for Creative Photography, The University of Arizona: W. Eugene Smith Archive
W. ユージン・スミス 〈屋根裏部屋から〉より 1957-58年頃 東京都写真美術館 ©2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 〈屋根裏部屋から〉より 1957-58年頃 東京都写真美術館 ©2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 《ゴーグルをはめた鉄鋼労働者》〈ピッツバーグ〉より 1955年 東京都写真美術館 ©1955, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 〈ジャズとフォークのミュージシャンたち〉より 1962年頃 東京都写真美術館 ©1962, 2026 The Heirs of W. Eugene Smith
W. ユージン・スミス 《無題(水俣湾での漁猟)》〈水俣〉より 1972年 東京都写真美術館蔵 ©Aileen Mioko Smith
W. ユージン・スミス 《無題(認定患者の遺影を持つ親族たち)》〈水俣〉より 1972年 東京都写真美術館蔵 ©Aileen Mioko Smith
石川武志 《チッソ工場を見下ろすユージン・スミス》 1971年 ©Ishikawa Takeshi
石川武志 《トーストにピーナッツバターをつける》 1972年 ©Ishikawa Takeshi
石川武志 《プリントの選別》 1974年 ©Ishikawa Takeshi

会場

東京都写真美術館

開催期間

2026年3月17日(火)~6月7日(日)

開催時間

10時00分~18時00分(入館は閉館時間の30分前まで)
木曜日・金曜日は20時00分まで

休館

月曜日(5月4日(月)は開館、5月7日(木)は休館)
※月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館
※年末年始、12月29日~1月1日

入場料

  • 一般:700円(団体560円)
  • 学生:560円(団体440円)
  • 高校生・65歳以上:350円(団体280円)

※中学生以下および障害者手帳の所有者とその介護者(2名まで)は無料
※第3水曜日は65歳以上無料
※3月17日(火)~4月5日(日)は、「ウェルカムユース2026」キャンペーンで18歳以下無料

ギャラリートーク

  • 3月20日(金)14時00分~
  • 4月24日(金)14時00分~
  • 5月22日(金)14時00分~