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RAYQUAL、“切り欠き”付きL-MリングがライカMのライブビュー撮影に対応

 宮本製作所は、RAYQUALブランドのマウントアダプター「新型L-Mリング半欠きタイプ」をWeb直販で発売した。24(M8のみ)・35・135mm、28・90mm、50・75mmのブライトフレーム表示に対応する3タイプをそれぞれ用意し、直販価格はいずれも7,717円。

新型L-Mリング半欠きタイプ
使用イメージ

 ライカスクリューマウントレンズをMマウントに変換するアダプター。丸型のL-Mリングでは一部レンズで無限遠ロックレバーが干渉するため、外周の一部に切り欠きを設けたタイプ。同社ではElmar 50mm F3.5、Elmar 3.5cm F3.5、Summaron 35mm F3.5で対応を確認したという。

 加えて、マウント部裏面の加工によりライカM(Typ240)のライブビュー撮影にも対応したとしている。ライカMのレンズ識別センサーが黒いマウントアダプターを黒一色と認識したり、レンズマウント部から露出した状態などでは、「レンズが装着されていません」とエラー表示されライブビューが起動しないという仕様に対応した。

 素材は真鍮削り出し。内面反射を考慮したという黒のクロームメッキとした。表面はテフロン処理を施している。

 なお、発売済みの切り欠きがないタイプ(4,200円)は在庫限りとしている。

(本誌:鈴木誠)