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オリンパス、OM-D/PEN/XZ-2の「VF-4」対応最新ファームウェア

 オリンパスは12日、レンズ交換式デジタルカメラ製品の最新ファームウェアを公開した。新EVF「VF-4」への対応がメイン。

6月28日に発売される新EVF「VF-4」

 ファームウェアが公開された機種名およびバージョン番号(かっこ内)は次の通り。

  • OLYMPUS OM-D E-M5(1.7)
  • OLYMPUS PEN E-P3(1.4)
  • OLYMPUS PEN E-P2(1.3)
  • OLYMPUS PEN Lite E-PL5(1.2)
  • OLYMPUS PEN Lite E-PL3(1.4)
  • OLYMPUS PEN Lite E-PL2(1.4)
  • OLYMPUS PEN Lite E-PL1s(1.2)
  • OLYMPUS PEN Lite E-PL1(1.3)
  • OLYMPUS PEN mini E-PM2(1.2)
  • OLYMPUS PEN mini E-PM1(1.4)
  • OLYMPUS STYLUS XZ-2(1.2)

 いずれの機種もボディ上部にアクセサリーポートを備えており、ファームウェアを更新することで、6月28日発売のEVF「VF-4」が使用可能になる。

 ただし、VF-4の特徴の一つ、アイセンサーによるEVF/背面モニターの切替には対応していない。またオリンパスでは、「E-PL2以前のモデルでは画面の精度が低くなる」と発表している。

 加えてE-P3、E-PL5、E-PM2の3機種については、アップデートにより、再生時のタッチパネル操作の安定性が改善する。

 VF-4は、236万ドット、倍率1.48倍を実現した外付けEVF(電子ビューファインダー)。オリンパスの外付けEVFにおいて、最新かつ最高性能を持つ。表示タイムラグは約0.032秒。可動式チルト機構、アイセンサー、シューロック機能を装備。背面モニターのチルト時や再生メニュー時には、自動的にアイセンサーがオフになる。価格は3万3,600円。

 なお、VF-4と同時に発売される「OLYMPUS PEN E-P5」のうち、「17mm F1.8レンズキット」と「14-42mmレンズキット」には、VF-4が同梱される。店頭予想価格はそれぞれ14万円前後、12万円前後の見込み。

(本誌:折本幸治)