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LUMIX GX8による作品展が上島珈琲店で開催

総額約500万円の高級オーディオ、Technics R1も稼働中

会場の上島珈琲店 青山店

11月5日(木)から12月28日(月)までの間、東京・青山で「LUMIX GX8 写真展 in 上島珈琲店 青山店」が開催されている。カフェと写真展示の組み合わせに目新しさはないが、単一の機種をテーマにしたケースは珍しい。しかもプロ作家ではなく、一般ユーザーの作品が多くを占めるという。さっそく見に行ってみた。

LUMIX GX8 写真展 in 上島珈琲店 青山店

パナソニックと上島珈琲店のコラボレーションにより生まれた企画。店内にはハービー・山口さんや佐藤仁重さんの作品に加え、「LUIX CLUB PicMate」の会員9名による26点の写真が飾られている。会員には発売前のGX8を事前に貸し出したという。

店内の様子。ハービー・山口さんの作品。

PicMateはユーザーサイト「CLUB Panasonic」の中で、2007年4月からスタート。当初は自社のデジタルカメラの購入者向けにスタートし、どちらかといえば地味な印象のまま続けられていた。

ところが2014年にサイトをリニューアル。それを機に会員数が5倍に伸びるほどの人気サービスに急成長した。Instagram風のインターフェイスを採用し、見た目をがらっと変更。「拍手」機能を取り入れるなど、SNS的な要素を強めたのが急伸の理由だ。

以後PicMateには、LUMIXユーザーが撮影したクオリティの高い写真が集まり始める。それに目をつけたのがLUMIXの営業筋。プロの作品よりも身近で一般客に近い目線の写真が多いことを生かし、機種カタログへの利用するなど活用が進んでいる。

そのひとつが、他業種とのコラボレーション。例えば、H.I.S.発行の旅行雑誌と組み、PicMate会員から海外旅行の写真を募集するフォトコンテストを実施。優秀作を雑誌に掲載することで、雑誌読者の旅行マインドを高めるとともに、PicMate会員には写真を披露する場を提供するといった取り組みだ。これが好評を博し、第2回のコンテスト実施も確定しているという。

今回の写真展もその流れの上にあるもので、GX8と上島珈琲店 青山店それぞれのコンセプトが合致することより企画された。

店内にはGX8の実機も。自由に触れる。

会場となる青山店は、上島珈琲店のフラッグシップ店舗。こだわりのソファーが配置され、オーセンティックジャズが流れるゆったりとした空間だ。「大人のお客様に良い時間を過ごしてもらう」(UCCフードサービスシステムズ設計部 松村勇作主任)との狙いのもと、他の上島珈琲店よりも立地・内装とも実験的な取り組みの中で生まれたという。

普段から音楽の再生環境に気を配っている青山店だが、展示期間中は特別に、パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」のリファレンスクラス「R1」シリーズによるシステムが組まれている。その総額はおよそ500万円とのこと。ジャズファンやオーディオファンにとっても貴重な体験の場となるはずだ。

Technics R1

LUMIX GX8 拍手キャンペーン

展示期間にあわせ、PicMateの中でも上島珈琲店にちなんだキャンペーンがおこわなれる。

特別アルバム内のGX8で撮影された写真に「拍手」すると、上島珈琲店の銅マグ(Sサイズ)、コーヒーカップ&ソーサー(Sサイズ)、ブレンド豆250g、CLUB Panasonicコインが抽選で当たるという企画。

参加には、PicMate会員であることが必要。

1st Anniversary JAZZ Night Live

11月15日(日)には、青山店オープンの1周年を記念したジャズライブが行われる。

当日は、ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2014で優勝したバリスタ土井克朗氏が参加。ルイ王朝が愛したという「ブルボンポワントゥ」をドリップするという。

参加料は3,500円(税抜)。ウェルカムドリンク、サンドイッチあり。完全予約制で32席まで。Facebookページで予約を受け付けている。

(本誌:折本幸治)