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写真クラウドサービス「Googleフォト」がリリース

1,600万画素サイズまでなら枚数無制限で無料保存

Googleは、写真を扱うクラウドサービス「Googleフォト」をリリースした。Android、iOS、Webブラウザから利用可能。

撮影画像のバックアップ・管理・共有などを行なえるサービス。スマートデバイスやパソコン内の写真/動画をバックアップし、人物や場所などで自動的にグルーピングする。専用アプリ上のシンプルな操作で、画像やアルバムの編集・共有を可能としている。

利用形態は画像の保存サイズにより、2通り。1,600万画素までの画像を容量無制限で保存できる「高品質」と、Googleアカウントの空き容量(無料では15GB)を使うかわりにフル画素で記録できる「元のサイズ」を選べる。

アップロード可能としている画像形式には、JPEGやTIFFのほか、.CRW、.CR2、.NEF、.DNG、.ORF、.RAF、.ARW、.PEF、.SRW、.RW2といったRAWファイルも含まれる。

試しに、約2,400万画素のカメラで撮影したRAWデータ(5,976×3,992、22.4MBのDNG)を「高品質」でアップロードしてみたところ、ダウンロードできたファイルは1,600万画素のJPEG(4,892×3,270、1.5MB)だった。

また、約1,600万画素のカメラで撮影したJPEGデータ(3,280×4,928、10.9MB)は、記録サイズは同じまま1.1MBに圧縮。約800万画素のiPhone 6で撮影した画像も、画素数はそのままに3.7MBから2.5MBに圧縮されていた。記録サイズが1,600万画素以下であっても、元画像が1MBを切るようなファイルでも、一定の圧縮がかかる仕組みになっている模様。

これまでGoogle+にアップロードした写真や動画は、Googleフォトライブラリに移行。Google+で共有した投稿やタグ付けされた写真は、Google+でこれまで通り見られるが、Googleフォトには表示されない。

(本誌:鈴木誠)