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キヤノン、背面カメラ搭載「PowerShot N100」を国内発表

撮影者の姿を子画面に同時記録

 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot N100」を4月下旬に発売する。直販価格は3万4,800円。

 2014 International CESで発表していたモデル。「ストーリーカメラ」と呼ばれる35mm判換算で25mm相当のレンズを採用した背面カメラを搭載した。撮影者も同時に撮影し、静止画や動画にピクチャーインピクチャー(子画面)として記録できる。

 撮影した写真をもとに、ストーリー性のある動画を自動作成できる「ストーリーハイライト」機能も新搭載した。カメラが分析した笑顔評価、撮影後の変化、顔のサイズ、顔の動きといった情報をもとに、写真を選択する。動画のテーマは、イベント、日付、人物、カスタムから選択できる。露出が合っていないものなど失敗写真は選ばないという。

 メインカメラの撮像素子は1/1.7型有効1,210万画素CMOSセンサー。最高感度はISO6400。レンズは、35mm判換算での焦点距離24-120mm相当F1.8-5.7の5倍ズーム。最短撮影距離は3cm(広角)、30cm(望遠)。

 液晶モニターはタッチパネル式の約92万ドット3型。90度のチルトが可能。

 カラーはホワイトのみを用意する。海外ではブラックも発表されていた。

 無線LAN機能も搭載する。

 フルHD(30p)のMP4動画などが記録可能。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 バッテリーはリチウムイオン充電池「NB-12L」。撮影可能枚数は約330枚。

 外形寸法は104.5×67.5×35.8mm。バッテリーと記録メディアを含む重量は約289g。

(本誌:武石修)