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ニコン「D5300」に新レンズキット

沈胴ズームレンズが付属。新たにダブルズームキットも

 ニコンは、「D5300 18-55 VR II レンズキット」および「D5300 ダブルズームキット」を2月6日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はそれぞれ10万円前後、13万5,000円前後の見込み。

D5300 ダブルズームキット(ブラック)
D5300 ダブルズームキット(レッド)
D5300 ダブルズームキット(グレー)

 2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「D5300」の新しい商品構成。前者が本体と標準ズームレンズとセット、後者が本体・標準ズームレンズ・望遠ズームレンズという内容になる。

 発売以来、D5300には本体と標準ズームレンズのレンズキットが存在したが、2月6日発売のものでは、1月7日に「D3300」と一緒に発表された新レンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II」が付属するようになる。

D5300
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIは、DXフォーマットに対応した新しい標準ズームレンズ。新たに鏡枠沈胴機構を採用することで、従来モデルから体積で約30%、重量で約25%と大幅な小型軽量化を実現した。沈胴状態からは、ズームリングを回転させることで撮影状態になる。一方、ロックボタンを押しながらズームリング逆方向に回すと沈胴状態になる。

 一方ダブルズームレンズキットには、新標準ズームレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIに加え、現行の望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」が付属する。

 本体色はいずれもブラック、レッド、グレーが用意される。

 その他D5300には、AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRが付属する「D5300 18-140VR GR レンズキット」が11月より用意されている。実勢価格は11万7000円前後。

 D5300は、光学ローパスフィルターレス使用の有効2,416万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ相当)、新画像処理エンジン「EXPEED 4」、Wi-Fi機能などを搭載するデジタル一眼レフカメラ。エントリークラスに位置づけられている。ボディのみの価格は8万7,000円前後。

(本誌:折本幸治)