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富士フイルム、35mm相当の大口径レンズ「XF 23mm F1.4 R」

 富士フイルムは、Xマウントの「XF 23mm F1.4 R」を10月12日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は9万4,800円前後。

 35mm判換算35mm相当の画角を得られる大口径レンズ。2013年中のリリース予定としてロードマップに存在していた。

 距離指標付きのMFリングを備え、リングを前後に動かすことでMFと切り替えられる。被写界深度スケールもあり、置きピンでのスナップ撮影に便利としている。1/3ステップの絞りリングも備える。

 レンズ構成は非球面1枚を含む8群11枚。コーティングはHT(ハイトランスミッタンス)-EBCを全レンズの両面に施した。後群4枚が動くインナーフォーカス方式を採用する。

 発売済みの「XF 35mm F1.4 R」や「XF 14mm F2.8 R」と同様、デジタル補正による解像力低下を防ぐべく光学補正で歪曲収差を抑えたという。

 絞りは7枚羽根の円形絞り。最小絞りはF16。最短撮影距離は標準時0.6m、マクロ時0.28m。フィルター径は62mm。

 外形寸法は72×63mm。重量は約300g。

FUJIFILM X-Pro1の装着イメージ
FUJIFILM X-E1の装着イメージ

(本誌:鈴木誠)