リコー、「GXR」機能拡張ファームウェア第4弾を公開
〜フォーカスアシストやISO-LO設定を追加
リコーは30日、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の機能拡張ファームウェア第4弾を31日に公開すると発表した。
GXR+GR LENS A12 28mm F2.5 | GXR+GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO |
GXR+RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC | GXR+RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC |
全カメラユニット共通の更新内容は次の通り。なお、フォーカスアシストの追加とISO感度設定の選択肢追加は、9月9日発売の「GXR MOUNT A12」に準じたものとなっている。
- フォーカスアシスト機能を搭載。輪郭とコントラストをそれぞれ強調して確認できる2つのモードを選択可能。画面中央および全体に拡大表示もできる。拡大表示は4倍および8倍時の画質を向上した
- アスペクト比「1:1」、「3:2」、「16:9」の場合もオートリサイズズームを利用可能とした
- ホワイトバランスを手動設定する際、ストロボを発光させながら設定できるようにした
- ISO AUTO-HI設定時、上限ISO感度と同時にISO感度切り替えシャッタースピードを設定可能とした
- セルフタイマー撮影時、電子水準器を表示可能にした
- 「クロスプロセス」や「トイカメラ」において、周辺減光を「強」、「弱」、「OFF」から選択可能にした。アップデートにより設定値はクロスプロセス「OFF」、トイカメラ「弱」に初期化される
- ISO感度の選択肢にISO-LO(A12 28mmおよびA12 50mmユニットのみ)、ISO250、ISO320、ISO500、ISO640、ISO1000、ISO1250、ISO2000、ISO2500を追加した
そのほか、GR LENS A12 28mmユニットおよびGR LENS A12 50mmユニットにはB(バルブ)とT(タイム)を追加。Bはシャッターボタンを押している間に露光、Tは露光開始時と終了時にシャッターボタンを押す。いずれも180秒で強制的に撮影が終了する。
2011/8/30 13:35