オリンパス監修の「アートフィルター」搭載iPhoneアプリが登場


 オリンパスイメージング株式会社は7月4日、株式会社カヤックが制作した写真シェアiPhoneアプリ「PEN pic」に、アートフィルター機能が採用されたと発表した。アートフィルター機能について、オリンパスイメージングが監修したという。7月上旬にダウンロードが可能になる見込み。

Photo Festaで参考出品されたPEN pic。おなじみのアートフィルターが並んでいる

 PEN picは、位置情報やコメント機能に対応した写真シェアアプリ。今いる場所で他の人が位置情報を付与してアップロードした写真を閲覧・コメントする機能を備えている。

 さらにレンズ交換式デジタルカメラ「PEN」シリーズと同名の「アートフィルター」機能を搭載した。iPhoneで撮影した写真や、iPhone内に保存した写真に対して適用できる。

 利用できるアートフィルターは、「ポップアート」、「ファンタジックフォーカス」、「デイドリーム」、「ライトトーン」、「ラフモノクローム」、「トイフォト」、「ジオラマ」、「クロスプロセス」、「ジェントルセピア」の9つ。

 7月3日のイベント「Photo Festa」でオリンパスが参考出品していたPEN picでは、スクエアフォーマットでの閲覧が基本で、すでに撮影済みの画像は、読み込み時に正方形へとトリミングされる模様。TwitterとFacebookへのシェアも行なえるほか、アップロードした画像にいいね! やコメントがつくと、その状況が自分のアプリでも確認できる。

 PEN picの対応OSはiOS 4.0以降。iPhone 4、iPhone 3GSで利用できる。

 アートフィルターは、オリンパスが2008年12月に発売したフォーサーズマウントカメラ「E-30」が初めて搭載。その後オリンパスは、すべてのレンズ交換式デジタルカメラに採用、現在はレンズ固定式の「XZ-1」にも間口を広げている。



(本誌:折本幸治)

2011/7/4 13:02