パナソニック、価格を抑えた16倍ズーム機「LUMIX DMC-TZ18」
パナソニックは、16倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TZ18」を5月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万3,000円前後の見込み。カラーはシルバーとブラック。
LUMIX DMC-TZ18(シルバー) |
広角24mmからの16倍ズームを搭載したモデル。同社が“旅カメラ”と位置づける「DMC-TZ」シリーズの新製品。
2月に発売した「LUMIX DMC-TZ20」とレンズ倍率などは共通としながらも、GPS機能などを省略することで価格を抑えた。センサーのサイズと画素数も同じだが、DMC-TZ20がMOSセンサーなのに対してCCDとなっている。液晶モニターもサイズは3型で同じだが、解像度は約46万ドットから約23万ドットを採用した。また動画面ではDMC-TZ20がAVCHDを採用していたのに対して、本機は720pのMotion JPEGとなっている。
カメラが自動的に撮影状況を判断して設定する「おまかせiA」を引き続き搭載した。また、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出も利用できる。AF速度は、モーターの高速化、アルゴリズムの最適化などで従来モデル「LUMIX DMC-TZ10」(2010年3月)から49%向上したとする。シャッターユニットを見直すことで、シャッター速度の高速化も図った。
LUMIX DMC-TZ18(ブラック) |
製品名 | LUMIX DMC-TZ18 |
撮像素子 | 1/2.33型有効1,410万画素CCD |
レンズ | 24-384mm相当(35mm判換算)F3.3-5.9 |
最短撮影距離 | 3cm(マクロモード広角端) 1m(マクロモード望遠端) |
手ブレ補正 | 光学式 |
感度 | ISO100-1600、ISO1600-6400(高感度モード) |
露出プログラム | プログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル |
測光方式 | マルチ測光、中央重点、スポット |
シャッター速度 | 60-1/4,000秒(星空モード含む) |
液晶モニター | 3型約23万ドット |
記録メディア | SDXC/SDHC/SDメモリーカード |
連写速度 | 約1.9枚/秒(フル解像度) |
動画記録 | Motion JPEG(1,280×720・30fps)など |
バッテリー | リチウムイオン充電池 |
撮影可能枚数 | 約340枚 |
外形寸法 | 104.9×57.6×33.4mm |
質量 | 約188g(本体) 約210g(バッテリー、メモリーカード含む) |
2011/4/26 15:55