リコー、「GXR」機能拡張ファームウェア第2弾を11月1日に公開
~A12 50mmのAFを高速化。拡大表示の場所が変更可能に
リコーは29日、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の機能拡張ファームウェア第2弾を11月1日に公開すると発表した。
GXR。装着ユニットは「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」 |
追加機能は次の通り。なお、対応ユニットについて特記のない項目は、発売済みの各カメラユニットで共通。
- 撮影時画面拡大位置移動を追加。撮影画面の拡大位置をAF/AEターゲット移動、マクロターゲット移動(マクロモード搭載ユニットのみ)と連動して移動できるようにした。AF、MFいずれのモードも対応する
- 撮影時画面拡大倍率を3種類に追加。2倍、4倍、8倍から選択可能にした。また、拡大機能はFn1、Fn2キーに登録できる
- 「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」ユニットにおいて、スポットAF選択時やマクロモードの撮影時にAFエリアのサイズをノーマル、ピンポイントの2種類から選択可能にした
- アスペクト比変更をADJ.キー、Fnキーに機能登録できるようにした
- キーカスタムの設定初期化機能を追加した
- マイセッティング設定の削除機能を追加した。マイセッティングBOXおよびモードダイヤルの登録内容を初期値に戻せるようにした
- DIRECT画面での設定変更をシャッター半押し確定で確定できるようにした
- Exif 2.3に対応した
- ノイズリダクションに、効果をカメラ側で自動調整する「AUTO」を追加した
- 「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」ユニットにおけるマクロAF距離制限値を7-14cmと12-30cmから選択可能とし、重なる距離範囲を設ける
- 「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」のAF制御駆動方式を改善し、AFを高速化した。これに伴い、セットアップメニューのAFモード(QK-AFとFR-AFの選択を行なうモード)を削除する
Exif 2.3は、CIPAが2010年4月に制定した画像ファイルフォーマットの規格。撮影感度や位置測定方法に新規のタグを追加するなどの変更が行なわれている。
【2010年10月29日】記事初出時にファームウェア公開日を「11月4日」としていましたが、その後リコーより「11月1日」に変更になったとの連絡を受けたため修正しました。
2010/10/29 14:31