【 2016/05/27 】
【 2016/05/26 】
【 2016/05/25 】
【 2016/05/24 】
【 2016/05/23 】

リコー、「GXR」「GR DIGITAL III」の機能拡張ファームウェアを公開

〜各種動作の修正・変更を追加

 リコーは19日、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」およびコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」用の機能拡張ファームウェアを公開した。バージョン番号は、GXRが1.17、GR DIGITAL IIIが2.10。

GR LENS A12 50mm F2.5 Macroを装着したGXR GR DIGITAL III

 17日に19日の公開を予告していたファームウェア。GXRの更新ファームウェアの公開は3月に続いて2度目となるが、機能拡張ファームウェアとしては初の更新となる。GR DIGITAL IIIの機能拡張ファームウェアは2009年12月に続く第2弾。

 機種ごとの更新内容は下記の通り。どちらも、17日の発表内容に各種動作の修正・変更項目を追加している。

●GXR

  • ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加する。画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行なうことで暗所画質が向上するという
  • シーンモードの「夜景」、「遠景」でノイズリダクションを設定できるようになる
  • 「ADJ.ISOダイレクト変更」を追加し、撮影時にADJ.レバーを左右に倒すことでISO感度を変更できるようになる
  • ホワイトバランス「白熱灯」を、「白熱灯1」と「白熱灯2」の2種類にする。「白熱灯1」に比べてやや赤みを残した「白熱灯2」が従来の「白熱灯」と同等となる
  • シャッタースピード自動シフト機能を追加する。シャッタースピード優先モードで露出オーバーまたは露出アンダーになる場合、オンにすることで適正露出が得られるシャッタースピードとなるよう自動的に調整する
  • アップダウンダイヤルでもストロボやセルフタイマーの設定変更を行なえるようになる
  • RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCおよびRICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCの使用時に、マイセッティング編集でズームポジションを変更できるようになる
  • GR LENS A12 50mm F2.5 Macroでのマクロ撮影時に、撮影距離を「7-10cm」、「10-30cm」で選択可能とし、AF速度が向上する
  • GR LENS A12 50mm F2.5 MacroでMF時にマクロボタンを押している間は、フォーカスリングの移動速度が高速になるよう設定可能になる
  • 詳細情報表示およびExif情報にGR LENS A12 50mm F2.5 Macro、RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC、RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCのユニット情報を表示する
  • セットアップメニューにファームウェアバージョン情報表示項目を追加する

 予告になかった変更点として、GR LENS A12 50mm F2.5 MacroとRICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCに関しては、プレAF解除後、まれにAFが正しく動作しない問題を修正した。さらにRICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCの使用時について、フォーカスを「スナップ」および「∞」に設定した場合に、フォーカス表示をズームバー表示からフォーカスバー表示に切り替わるように変更した。

●GR DIGITAL III

  • ノイズリダクションの設定項目に「MAX」を追加する。画像データのノイズ分布を解析し、領域に応じて最適な処理を行なうことで暗所画質が向上するという
  • 最大2EVまでのオートブラケット撮影が可能になる。変更の順番をショットごとに設定することもできる
  • 撮影画像をトリミングして別ファイルとして記録可能になる。アスペクト比「1:1」でのトリミングも可能
  • ホワイトバランス「白熱灯」を、「白熱灯1」と「白熱灯2」の2種類にする。「白熱灯1」に比べてやや赤みを残した「白熱灯2」が従来の「白熱灯」と同等となる
  • シャッタースピード自動シフト機能を追加する。シャッタースピード優先モードで露出オーバーまたは露出アンダーになる場合、オンにすることで適正露出が得られるシャッタースピードとなるよう自動的に調整する

 上記に加え、マニュアル撮影モードの「Mモードワンプッシュ」機能で絞りとシャッタースピードを設定後、絞り値を変更するとシャッタースピードが変化する問題を修正したほか、シャッタースピード優先モードのとき「フラッシュAUTO」で撮影する際の発光条件を見直した。

 GXRは、バッテリー、液晶モニター、内蔵ストロボ、カードスロットなどからなる交換ユニットシステムのベースボディ。 撮影には撮像素子、レンズ、画像処理エンジンを一体化した着脱式のカメラユニットが必要。発売は2009年12月。実勢価格は3万4,800円前後。対応ユニットとして「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」と「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」が発売済み。「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」が6月上旬に発売予定。

 GR DIGITAL IIIは、1/1.7型の有効1,000万画素CCD、28mm F1.9の単焦点レンズ、3型92万ドットの液晶モニターなどを採用するコンパクトデジタルカメラ。発売は2009年8月。実勢価格は6万5,200円前後。



(本誌:関根慎一)

2010/5/19 13:38