リコー、「GR DIGITAL III」の機能拡張ファームウェアを12月1日に公開

GR DIGITAL III

　リコーは25日、コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」の機能拡張ファームウェア第1弾を12月1日に公開すると発表した。

　今回の機能拡張は、12月上旬発売のユニット交換式デジタルカメラ「GXR」の機能の一部（機能2～5）などをGR DIGITAL IIIでも利用可能にするもの。

　ファームウェアの適用による機能拡張は以下の通り。

1. 外部ストロボ「GF-1」への対応
　GF-1を接続した場合、フラッシュボタンを押してストロボモードを切替え可能になる。なお、インターバル撮影時は、GF-1を含むストロボを接続していても発光しない。


2. 日付別再生機能の追加
　再生モードの一覧表示で81コマ表示にしている場合に、再度サムネイル表示ボタンを押すと日付別表示に変わる。


3. 一覧表示のページ送り機能の追加
　再生モードで一覧表示（20コマ表示、81コマ表示、日付別表示）にしている場合、画像選択画面とページ送り画面を切替えてページ送りが可能になる。


4. メニューページ送り機能
　撮影設定メニュー、セットアップメニュー、マイセッティング編集の選択項目を表示している場合、ズームボタンでページを切替えられるようになる。


5. スナップ時に設定可能なフォーカス距離の追加
　撮影設定メニューの「スナップ時フォーカス距離」の設定項目として、「1.5m」が利用可能になる。


6. 「ADJ. ISOダイレクト変更」機能の追加
　セットアップメニューに追加された「ADJ. ISOダイレクト変更」機能を「ON」に設定すると、撮影が可能な状態の時にADJ.レバーを左右に倒してISO感度を変更できるようになる。

　GR DIGITAL IIIは、1/1.7型の有効1,000万画素CCD、28mm F1.9の単焦点レンズ、3型92万ドットの液晶モニターなどを採用するコンパクトデジタルカメラ。発売は8月。実勢価格は7万4,000円前後。