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ニコン、2010年度は黒字の見通し。「新世代デジタルカメラ」の開発に注力


 株式会社ニコンは11日、平成22年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)の連結業績を発表した。売上高は7,854億9,800万円(前期比10.7%減)、営業損失138億5,400万円、経常損失153億3,400万円、純損失126億1,500万円。下半期は黒字を達成し、10月29日の予想より損失を圧縮した。

 デジタルカメラを扱う映像事業は、売上高5,694億6,400万円(4.5%減)、営業利益521億1,600万円(30.2%増)。下半期に入り一眼レフカメラが拡大基調となり、縮小傾向にあったコンパクトデジタルカメラも回復基調に転じたという。

 新製品ではD3S、D5000、D3000が好調に推移。コンパクトデジタルカメラではCOOLPIX S220を中心に販売台数を伸ばした。交換レンズもセット販売品と高価格帯製品がともに順調に推移している。

 カメラ関連の販売台数は、デジタル一眼レフカメラが367万台(前期342万台)、交換レンズが545万本(同487万本)、コンパクトデジタルカメラが1,151万台(同1,033万台)。販売金額における製品別構成比を見ると、デジタル一眼レフカメラ41%、コンパクトデジタルカメラ25%、交換レンズ24%、その他10%となっている。

 精機事業は売上高1,501億円(前期比31.7%減)、営業損失585億5,700万円。インストルメンツ事業は売上高450億5,100万円(0.9%増)、営業損失93億3,000万円。その他の事業が売上高208億8,100万円(11.7%増)、営業利益16億8,500万円(44.1%減)となっている。

 2011年3月期の見通しについては、売上高8,800億円(12%増)、営業利益520億円、経常利益500億円、純利益300億円を見込む。

 映像事業ではモノづくり力を強化し、「新世代デジタルカメラの開発に注力する」という。映像カンパニーの次期見通しは、売上高5,900億円、営業利益520億円。カメラ関連販売台数は、デジタル一眼レフカメラが420万台、交換レンズ615万台、コンパクトデジタルカメラ1,250万台を予想する。


(本誌:折本幸治)

2010/5/11 20:27