フォイルギャラリー、「いま、断てへんやつは立たれへん」展

　フォイルギャラリーと京都市の建仁寺は、作品展「いま、断てへんやつは立たれへん」展を5月1日より開催する。

　12名のアーティストによる美術展。臨済宗建仁寺派大本山、建仁寺の塔頭「禅居庵」をギャラリーとして、写真、絵画、立体、インスタレーションなどの作品を展示する。

　「ここにある『いま』と向き合い育まれた精神の集大成の場である『寺』という空間で、自身の何かを断ち、作品を世に生み出し続けるアーティストたちの展示をすることは、とても意義があるのではないか」（作品展資料より）。

「要領よく近道を選ぶことよりも、不器用でも無駄でも、遠回りだと言われても、自らの信じたことをやる。そんな行為を良しとするのは、いま、寺とアートなのではないか」（禅居庵副住職・上松正宗氏）

　参加作家は、青木陵子、荒井良二、市川孝典、井上廣子、梶井照陰、川内倫子、さとうりさ、新津保建秀、鈴木まさこ、角田純、長野陽一、奈良美智（五十音順、敬称略）。

• 名称：「いま、断てへんやつは立たれへん」展
• 会場：大本山建仁寺塔頭 禅居庵
• 住所：京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町146
• 期間：2010年5月1日～5月5日
• 時間：10時～18時
• 休館日：会期中無休
• 入場料：300円（小学生以下無料）

　なお、会期中は連日、法話・写経・トークショーなどのイベントを実施する。詳しくは同展のWebサイトを参照されたい。