市川ソフトラボラトリー、SILKYPIXシリーズを「D3S」に正式対応


 市川ソフトラボラトリーは3日、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」シリーズを更新した。いずれも11月30日のEarly Preview版に続き、ニコン「D3S」のRAW現像に正式対応する。

SILKYPIX Developer Studio Pro(Windows用)D3S

 各ソフトのバージョン番号は次の通り。

  • SILKYPIX Developer Studio Pro(Windows用):Ver 4.1.28.1
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0(Windows用):Ver 4.0.28.0
  • SILKYPIX Developer Studio Pro(Mac OS X用):Ver 4.1.28.1
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0(Mac OS X用):Ver 4.0.28.1

 共通の更新内容は、ニコン「D3S」のRAWファイルへの対応。なお、Mac OS X用は次の更新内容も含む。

  • バッチ現像に失敗することがある現象の修正
  • バッチ現像および1コマ現像の設定で、次回表示時に設定が変わることがある現象の修正
  • 一時ファイルの削除が正しく動作しない現象の修正

 D3Sは、35mm判サイズ相当の有効1,210万画素CMOSイメージセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。常用感度ISO12800、拡張感度ISO102400相当での撮影が可能なプロ向けモデルで、動画記録機能も備える。液晶モニターは3型92万ドット。実勢価格は60万円前後。発売は11月27日。



(本誌:鈴木誠)

2009/12/4 13:49