フェーズワン、中判デジタルバックのリーフを買収


 フェーズワン(Phase One A/S)は25日(現地時間)、リーフ(Leaf)社のカメラ事業資産買収のため、リーフの経営陣と共同で新会社Leaf Imagingを設立したと発表した。

 買収対象のカメラ資産は、デジタルバックなどのリーフブランド製品、エンジニアリングデザイン、生産設備などを含む。その知的所有権を保有するEastman Kodak(イーストマンコダック)とのライセンス契約を近日中に提携する。

 リーフのデジタルバックは今後もリーフブランドとしてイスラエルで開発。リーフの販売網を通じて市場に供給する。

 フェーズワンは、デンマークの中判デジタルバックメーカー。有効6,050万画素の「P65+」などをラインナップする。コンシューマー市場では、RAW現像ソフト「Capture One」シリーズでも知られている。また、2009年3月にはマミヤとの資本提携を発表。リーフも同じく中判デジタルバックのメーカーで、5,600万画素の「Aptus-II」や、カメラシステムの「AFI-II」などの製品を擁する。

(本誌:折本幸治)

2009/6/26 17:35