ニコン、「COOLPIX L100」をニッケル水素充電池に対応

　ニコンは9日、高倍率コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX L100」をニッケル水素充電池に対応させるファームウェアを7月上旬に公開すると発表した。

　併せて、純正の単3ニッケル水素充電池と対応充電器を7月3日に発売する。価格は、充電池4本と充電器をセットにした「バッテリーチャージャーHM-73 / Ni-HMリチャージャブルバッテリーEN-MH2-B4セット」が6,930円。また、充電池4本のみの「Ni-HMリチャージャブルバッテリーEN-MH2-B4」も用意する。価格は3,570円。

充電器「HM-73」	ニッケル水素充電池「EN-MH2-B4」

COOLPIX L100

　ニコンでは、COOLPIX L100をニッケル水素充電池に対応させることで、環境に配慮したほか、アルカリ乾電池に比べて撮影可能枚数を大幅に増大させることができるとしている。

　COOLPIX L100の撮影可能コマ数（CIPA準拠）はアルカリ乾電池で約350コマだが、ニッケル水素充電池（EN-MH2-B4）を使用することで約600コマに増えるとしている。なお、COOLPIX L100は従来から単3型リチウム電池も使用可能となっており、その場合の撮影可能枚数（同）は約900コマ。

　COOLPIX L100は、同社が3月13日に発売した高倍率コンパクトデジタルカメラ。35mm判換算で28～420mmの15倍ズームやセンサーシフト式の手ブレ補正機構を搭載する。撮像素子は1/2.33型の有効1,000万画素CCD。自動的にシーンモードを設定する「おまかせシーンモード」機能を新たに搭載した。液晶モニターは3型約23万ドット。実勢価格は3万4,800円前後。