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Synology、最大4ベイのNAS新製品
4万円前後の2ベイモデルも
2017年9月20日 15:40
Synology Inc.はNASの新製品として、新しいプロダクトラインナップ「Plusシリーズ」の3製品と「Valueシリーズ」の1製品を発表した。
Plusシリーズは、集中負荷に対応した高いパフォーマンスとデータエラーの回復機能を搭載。今回発表した3製品では、AES-NIハードウェア暗号化エンジン対応のCPUを搭載したほか、トランスコーディングエンジンにより、H.265/H.264 4Kビデオトランスコーディングを最大2チャンネルサポートできるという特徴がある。
Valueシリーズは、リアルタイムの10ビット4K H.265ビデオトランスコーディングが可能な多用途NASサーバー。
どの製品もOSに、ネットワーク接続型ストレージデバイス向けに開発された「DiskStation Manager 6.1」(DSM 6.1)を搭載する。
Plusシリーズ DS918+
ドライブベイを4つ搭載したNAS。拡張ユニット「Synology DX517」を利用することで、最大ベイ数を9つまで拡張できる。最大シングルボリュームサイズは108TB。
なお、対応ドライブタイプは、3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD/SSD、M.2 NVMe 2280 SSD。
CPUには、Intel Celeron J3455(クアッドコア 1.5 burst up to 2.3GHz)を搭載。システムメモリは4GB DDR3Lで、最大8GB(4GB×2)まで拡張可能。
外部ポートは、1GbE Ethernet×2(Link Aggregation/フェイルオーバー対応)、USB 3.0×2、eSATA×1を搭載する。
外形寸法は166×199×223mm。重量は2.28kg。
実勢価格は税込6万6000円前後。
Plusシリーズ DS718+
ドライブベイを2つ搭載したNAS。拡張ユニット「Synology DX517」を利用することで、最大ベイ数を7つまで拡張できる。最大シングルボリュームサイズは108TB。
対応ドライブタイプは、3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD/SSDの3種類。
CPUには、Intel Celeron J3455(クアッドコア 1.5 burst up to 2.3GHz)を搭載。システムメモリは2GB DDR3Lで、最大6GB(2GB+4GB)まで拡張可能。
外部ポートは、1GbE Ethernet×2(Link Aggregation/フェイルオーバー対応)、USB 3.0×3、eSATA×1を搭載する。なお、USBはNASと外部USBストレージデバイスの間でファイルをコピーできる「USB Copy」に対応。
外形寸法は157×103.5×232mm。重量は1.74kg。
実勢価格は税込5万3000円前後。
Plusシリーズ DS218+
ドライブベイを2つ搭載したNAS。
対応ドライブタイプは、3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD/SSDの3種類。最大シングルボリュームサイズは108TB。
CPUには、Intel Celeron J3355(デュアルコア 2.0 burst up to 2.5GHz)を搭載。システムメモリは2GB DDR3Lで、最大6GB(2GB+4GB)まで拡張可能。
外部ポートは、1GbE Ethernet×1、USB 3.0×3(USB Copy対応)、eSATA×1を搭載する。なお、USBはNASと外部USBストレージデバイスの間でファイルをコピーできる「USB Copy」に対応。
外形寸法は165×108×232.2mm。重量は1.3kg。
実勢価格は税込4万円前後。