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富士フイルム、クリップオンストロボ「EF-X500」の一部に電池発熱の恐れ

対策ファームウェアを公開 X-Pro2/X-T2/X-T1から適用可能に

富士フイルム株式会社は3月21日、「クリップオンフラッシュEF-X500」の一部に動作不具合の可能性があると発表。対策ファームウェアと適用方法を公開した。

フラッシュがスタンバイ状態のとき、ホットシューとの接触不良などによってカメラとの通信異常が起き、ごくまれに下記の現象が起こることがわかったという。

  • アルカリ電池使用時に電池が発熱し、取り出し時に熱傷を負う可能性がある
  • フラッシュの電源が入らなくなる

同社Webサイトの「クリップオンフラッシュ EF-X500」をご使用のお客さまへのお知らせページに発光部下面のシリアル番号を入力すると、ファームウェア更新の必要性が表示される。

なおEF-X500のファームウェア更新は、FUJIFILM X-Pro2/X-T2/X-T1の場合、同日公開の最新ファームウェアを適用することでカメラ本体から可能になる。

上記機種が手元にない場合、直接富士フイルムサービスステーション(修理窓口)に持参するか、修理サービスセンターに郵送・宅配にて着払いで送ることでファームウェアを更新してもらえる。郵送の場合、1週間程度かかるという。

本誌:鈴木誠