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フォクトレンダーのソニーEマウント用レンズ3本が開発発表
「ノクトン クラシック」や「マクロ アポランター」など CP+2017で展示
2017年2月23日 09:17
株式会社コシナは2月23日、フォクトレンダーのソニーEマウント用レンズ3本を開発発表した。発売時期と価格はすべて未定。
いずれも同日開幕のCP+2017に参考出品され、マクロアポランター65mmとノクトン40mmは会場で実機を手に取れるという。
3本に共通の特徴として、距離エンコーダーを内蔵しているため対応するEマウントカメラでは5軸手ブレ補正を利用可能。光学設計もEマウントカメラの撮像素子に最適化しているという。絞りは1/3ステップの10枚羽根。
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
フォクトレンダー最高性能を持つAPO-LANTHAR(アポ ランター)銘を関する製品。開放F2は35mmフルサイズ対応のマクロレンズとして最も明るく、ポートレート用にも適するとしている。最大撮影倍率は1:2。最短撮影距離は31cm。
フォトキナ2016で参考出品したものから一部仕様や外装デザインが変わっているという。
NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount
フルサイズ対応の準広角大口径レンズ。レンジファインダーカメラ用のVMマウント版「NOKTON classic 35mm F1.4」をベースに、Eマウントカメラのデジタル撮像素子に最適化させた光学設計とした。
意図的に収差を適度に残しており、絞り開放ではなだらかで美しいボケ味を演出し、絞り込むと鋭い描写力を発揮するという。