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シグマ、Photo ProとCapture Proの最新版を公開

sd Quattro Hに対応 GPU使用で処理高速化も

SIGMA Photo Pro 6

株式会社シグマは12月19日、「SIGMA Photo Pro 6.5」および「SIGMA Capture Pro 1.3.0」の最新版を公開した。いずれもWindows版とMac版がリリースされている。

Photo Pro 6.5

Mac版のみ、64bit OSとmacOS Sierraに対応した。

  • SIGMA sd Quattro HのRAWデータ(X3Fファイル、X3Iファイル)に対応しました。
  • RAWデータのレビューウインドウでの画像処理や画像の保存の際にGPU(Graphics Processing Unit)を使用することで処理の高速化を図りました。(SIGMA sd Quattroシリーズ,dp QuattroシリーズのRAWデータのみ)
  • SIGMA sd Quattro Hで撮影したDNGファイルのサムネイルおよび撮影情報表示に対応しました。(DNGに対応した現像ソフトで編集した場合は表示されません。)
  • SFDモードにおいて、フレーム間の軽微なズレに対応できるようにいたしました。
  • SIGMA sd Quattroシリーズおよび、dp Quattroシリーズで撮影したRAWデータの現像時におけるノイズ処理のアルゴリズムを改善しました。
  • SIGMA sd Quattroシリーズおよびdp QuattroシリーズのRAWデータの調整設定Autoの現像処理アルゴリズムを変更しました。
  • 表示画質優先時と表示速度優先時のAuto現像のパラメータが異なる現象を修正しました。
  • SIGMA Capture Pro から画像が転送されたときに、レビューウインドウが開かない設定を追加しました。
  • アップデート通知機能を搭載しました。
  • 一部の機能について、ポップアップで解説表示をするように変更しました。

最新版SIGMA Photo Pro 6.5ダウンロード開始のお知らせ

Capture Pro 1.3.0

Capture Proの更新内容はWindows版とMac版で共通。

  • SIGMA sd Quattro Hに対応しました。
  • SIGMA sd Quattro Hにてライブビュー表示が可能。グリッド表示、拡大表示、ピーキング機能などにも対応しました。
  • SIGMA sd Quattro HにてSFDモード撮影が可能となりました。
  • SIGMA sd Quattro H のクロップモード切替機能を搭載しました。

    ※SIGMA sd Quattroはファームアップにより今後対応予定です。

最新版SIGMA Capture Pro 1.3.0ダウンロード開始のお知らせ

SIGMA sd Quattro Hは、同社が12月20日に発売したミラーレスカメラの新モデル。同社初となるAPS-Hサイズ相当のFoveon X3ダイレクトイメージセンサーを搭載するのが特徴。有効画素数は約3,860万画素。マウントはシグマSAマウント。実勢価格は税込13万9,860万円前後の見込み。

SIGMA sd Quattro H