カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

旭はまたのぼる(その2)

これまでのお話

デジタルネイティブにはあたりまえですが、アーキテクチャは日進月歩。ファームウェアアップデートでAFが速くなったり機能が増えたりするのもそうですが、後から出たものがより優れているのは当然です。ならばフラグシップとは何か。という意味では、高性能なメカを持ったもの、となるでしょう。

リアルレゾリューションシステムも、アストロトレーサーもSR IIで実現した機能です。高度に精密なセンサーシフト手ブレ補正をここまで応用するのに驚きましたが、大きくて重たいフルサイズセンサーでもそれを使えるK-1は、やはりフラグシップたるメカを有したボディということです。

最高レベルのメカと、堂々とした価格。これがフラグシップです。もしくは……漆が塗られているかどうか。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

飯田ともき

2011年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に発表した「カメラバカにつける薬」が注目を集め、人生に起死回生のチャンスを得ることとなる。季節の変わり目で体調を崩しやすい今日このごろですが、みなさんご自愛ください。