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ペンタックス ステレオアダプターDセット

本格的なステレオ写真が撮れるデジタル対応アダプター

価格:オープンプライス(同社直販サイト価格:10,290円)

 以前、香港 Loreoの「3D LENS IN A CAP」を取り上げたが、これはどちらかというとトイレンズ的なものであった。より本格的な立体写真を撮るなら、かなり前から売られている「ペンタックス ステレオアダプター」が有名だ。そのステレオアダプターが、デジタル対応の「ステレオアダプターDセット」として販売されていることを知った。

 Loreoの「3D LENS IN A CAP」は、ステレオ撮影部が一体化されているレンズだったが、ペンタックスのステレオアダプターは、レンズの前の部分に取り付けるものだ。

 以前、売られていたステレオアダプターは「49mmフィルター径対応」と「52mmフィルター径対応」の2種が売られていたようだが、現在は52mmのフィルター径を持つレンズに取り付けるもののみ販売されているようだ。付属の使用説明書によると、推奨レンズは、*ist DS2などとセットで売られているDA 18-55mm F3.5-5.6 ALなどとなっている。ここではその18-55mmで試してみた。

 ステレオアダプターの先端は空洞で、ミラーが入っている。ホコリが入りやすいので、ブロアなどで手入れしたい。装着するとかさばるように見えるが、ステレオアダプター自体は中空で軽い。

 レンズ先端にねじ込んで取り付けるが、水平位置が出せるよう、締め付けてから180度フリー回転できるようになっている。ステレオアダプターが水平に取り付くよう、注意が必要だ。また、レンズ先端が回転するレンズは向かない。


金属のキャップ(というより、角型のフタ)がついている
18-55mmのレンズ先端にねじ込んで取り付ける。ちなみに49mm径のレンズに取り付けるときはステップアップリングを介して取り付ける
レンズ先端にステレオアダプターを付けた様子

 早速写してみよう。マニュアルフォーカスで合わせたが、センサーが働いているらしく、合焦マークはつく。ただ、レンズの焦点距離は35mm(35mmフルサイズ換算で50mm相当)の位置でのステレオ撮影となるため、望遠系、横位置でのフレーミングとなる。縦位置では立体視できないからだ。また、35mmより広角側や望遠側でも使用できない。


室内でストロボを使っての撮影。田舎の両親に孫の様子を見せるという用途にもピッタリ、という感じだ
1/45秒 / F6.7 / 33mm / 分割測光
ステレオ写真で立体的な感じを見せるなら、奥行きのある被写体を狙った方がいい、と考えた。手前のモニュメントがビルから浮き上がって見える
1/180秒 / F6.7 / 35mm / 分割測光

やってはいけない、と書かれているのに18mm側で撮った写真。周りが大きくケラれ、写っている角度も大きくズレている

「ステレオアダプターDセット」の「D」セットたる理由は、家庭のプリンタでプリントしたL判のプリントを、付属ビューワーで立体視できるところだ
 ステレオ写真は流行り廃りがあるが、撮ってみてみると大変面白く、ハマってしまう人も多い。今から15年くらい前、写真ではなかったが「ステレオブーム」があった。週刊誌などにも浮き出す絵が掲載され、「立体に見える、見えない」と楽しんでいたことがあったのを思い出す。

 ステレオアダプターで撮影して印刷した画像は、ステレオビューワーなしでも、目が慣れると立体に見えるのだが、このセットにはステレオビューワーが付いているので、誰でも確実に立体視することができる。だからステレオ写真を知らない人にも「浮き出て見える写真」を体験してもらうことができる。

 さらに、フィルムの消費を気にしないでいいのがデジタル。「ステレオにすると面白いかどうかわからないけどやってみよう」と試しにいろいろ撮ることができる。子どもの写真などを撮って残し、みんなで楽しむ、というのが楽しそうだ。

 なお、ステレオアダプターは、フィルター径が52mmに合えば使えるので、カメラやレンズのメーカーに関わらず楽しむことができる。写真のひとつの楽しみかたの提案として、このようなアクセサリーを用意してくれるペンタックスに拍手を送りたい。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  ペンタックスオンラインショップ 商品情報
  http://shop.pentax.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=30338

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Loreo 3D LENS IN A CAP(2005/06/09)


( 木村 英夫 )
2006/03/28 01:14
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