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富士フイルム、若手写真家応援プロジェクト「ポートフォリオレビュー/アワード 2025」の参加者を募集中

写真展準備と制作費100万円をサポート

2024年レイアウト指導・プリント色校正・搬入作業アドバイスの様子

富士フイルムは、若手写真家応援プロジェクト「ポートフォリオレビュー/アワード 2025」の参加申し込みを受け付けている。応募締め切りは6月15日(日)。

若手写真家の作品をプロ写真家が講評

45歳以下の写真家や写真家志望者を対象に、プロ写真家が作品にアドバイスを行いアワードを決定するプロジェクト。1次選考を通過した48名がオンラインで講評を受け、さらに選ばれた12名のファイナリストが対面での最終選考に臨む。最終的に選出される4名の受賞者には、富士フイルムフォトサロンでの個展開催権と、告知物・展示作品の制作費(計100万円相当)が提供される。

レビュワー(審査員)は公文健太郎氏、小林紀晴氏、藤岡亜弥氏、本城直季氏。

応募条件は、写真展開催を目指す45歳以下(プロ・アマ不問)。特に個展経験がなく、作品テーマのまとめ方、展示構成をレベルアップさせたい人の参加を呼びかけている。

作品のテーマは自由。Webサイトのフォームから申し込むとともに、ポートフォリオ(作品データ20~25枚・JPEG形式)を提出する。

写真家と二人三脚で展示を作り上げるプロセスも特徴。作品セレクトから展示構成、プリント色校、挨拶文作成までの指導が受けられる。

アワード展は2026年3月13日(金)から東京で開催され、その後大阪にも巡回する予定とのこと。

2024年度アワード受賞者

ポートフォリオレビュー/アワード2024:赤堀あゆみ氏 「ちちよせあつめ」
ポートフォリオレビュー/アワード2024:梶瑠美花氏 「わたしのなかの彼女」
ポートフォリオレビュー/アワード2024:鎌田三四郎氏「影を遺す」
ポートフォリオレビュー/アワード2024:和佐阿佑美氏「みどりのみち」

1次審査申し込み期間

2025年4月25日(金)~6月15日(日) 当日消印有効

申込条件

  • 申込時に45歳以下の人。プロ・アマ問わず。
  • 写真展開催を目標にしていること。
  • レビューから展示までの記録撮影(写真・動画含む)、展示時の公開に承諾できること

作品テーマ

自由

受賞特典

展示指導

受賞者1人に対し、レビュワー1人・企画者・デザイナーが、作品セレクトや展示構成、プリント色校確認、挨拶文作成、展示搬入作業などを個別アドバイス

制作支援

告知DM・展示作品の制作費(計100万円相当)、受賞者紹介動画の制作など

本誌:佐藤拓