トピック
二人の航空写真家がヒコーキ写真に魅了される理由を語り尽くす
ルーク・オザワ×深澤明の対談動画(前編)をYouTubeで公開
- 提供:
- ProGrade Digital
2023年7月28日 17:00
航空写真家のルーク・オザワ氏と深澤明氏が「ヒコーキ写真」についてトコトン語りあう夢のような企画(提供:ProGrade Digital)が実現した。対談動画(前編)は7月28日17時00分に、デジカメ Watch Channel(YouTube)で公開した。
長年にわたり同じ被写体を追い続けてきた「同業者」ならではの鋭いツッコミが見どころ。気になる人は下のリンクから動画をご覧いただきたいが、ここでは本対談の様子を少しだけピックアップして紹介したい。
こだわりのアングルや撮影方法を解説
最初の対談テーマは「カッコいいヒコーキのアングル」。実際に撮影した作品を紹介しながら、二人の写真家のこだわりが次々と披露されていく。最初のルーク氏による離陸直後のボーイング787の作品では、ノーズギア(飛行機の前輪)が格納される瞬間までしっかり捉えることで、「今からいくぞ!」という感じが伝わると力説。それに頷きつつ「機体の迎角のゆるさが787っぽい」とコメントする深澤氏。長年にわたり飛行機を撮り続けてきた両者ならではのこだわりがにじみ出た瞬間だ。
2番目の対談テーマは「連写で撮りたい撮影シーン」。このセクションでもまずルーク氏から順に作品を解説していく。B6(ANAボーイング767)とB3(ANAボーイング737)がタッチダウンする瞬間を見事に連写で捉えたルーク氏の写真に対し、白煙が上がっているにもかかわらずB3のメインギアが宙に浮いていると、間髪入れずに深澤氏が切り込む。「鋭いね!(機体が)弾んだんだよ。」と返すルーク氏に笑顔があふれる。飛行機ファンならずとも、カメラファンであれば思わずニヤニヤしてしまうトークが続いた。
最新のCFexpressカードを使う理由とは?
メーカーこそ違えど、二人の写真家は現時点で最高性能をマークするミラーレスカメラをメインとして使用している(ルーク氏はキヤノンEOS R3、深澤氏はニコンZ 9)。
話題が機材に移ると、ルーク氏が手元のEOS R3からおもむろにメモリーカードを取り出した。ProGrade DigitalのCFexpress Type B COBALT 650GBだ。2018年に一眼レフからミラーレスカメラのEOS Rシステムへ機材を一新した際に、メモリーカードもすべてProGrade Digitalに換えたという。すると、深澤氏のZ 9から出てきたのも同じくProGrade DigitalのCFexpress Type B GOLD 512GBだった。「連写後にすぐ連写してもストレスがないので、躊躇なく被写体に対して喰らいついていける」とのこと。Z 9はCFexpress Type Bのデュアルスロットのため、同じメモリーカードが2枚挿入されていた。
メモリーカードについてトークをしていると、偶然にも対談と同日にリリースされた2TBのCFexpress Type B GOLDがスタジオに届けられ、二人同時に驚きの声が上がった。近年、各メーカーのミラーレスカメラ上位モデルに次々とCFexpressカードが採用されているのは周知の通り。最新のカメラ本体の性能を十分に発揮させるために、CFexpressカードは今や当然の選択といえそうだ。
連動企画として飛行機フォトコンテストも開催決定
今回対談いただいたルーク・オザワ氏と深澤明氏を選者に迎え、ProGrade Digital主催の飛行機フォトコンテストが開催される。参加方法は写真SNSサイト「GANREF」に飛行機が写っている写真を投稿し、特設ページより応募を行う。
受賞者にはProGrade Digitalのメモリーカードを進呈(メディアの種類はCFexpressとSDXCから選択可能)。8月28日に応募締切、9月20日に結果発表を予定している。
フォトコンテスト応募ページ
https://ganref.jp/photo_contests/desc/597
対談の中で紹介されている撮影のコツや連動企画のフォトコンテストをきっかけとして、ぜひ美しいヒコーキ写真の撮影に挑戦してほしい。公開された動画は13分あまりとなっているが、実際の対談時間は2時間半以上。二人の熱いトークは盛り上がって、予定時間をかなりオーバーしてしまったため、急遽、前後編の2部構成で公開されることが決まった。動画の後編も近日公開予定だ。