11月号は、キヤノンEOS 60Dと、吉木りさちゃんの登場だ。撮影日は10月号同様、朝は曇天ながらも徐々に回復に向かう傾向。これで2008年6月号以降、一日中雨の日には当たらず連勝中。考えてみればほかの撮影でも、もう随分雨にはご無沙汰だ。ただ一日中白ホリのスタジオで撮影なのに、外はピーカンの時は、何故か悔しかったりする(笑)。
EOS 60Dの主な仕様は、有効画素数約1,800万画素、サイズ22.3×14.9mmのCMOSセンサー搭載、最大記録画素数は5,184×3,456ピクセル、バッテリーパック「LP-E6」、メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード、3型約104万ドットのバリアングル式液晶モニターなどを備える。EOS初のバリアングル機能を搭載した注目機種だ。
今回使用したレンズは、「EF-S 17-55mm F2.8 IS USM」、「EF 35mm F2」、「EF 50mm F1.4」の3本。単焦点2本は昔から筆者の好きなレンズ。また今回のズームレンズは初めて使用した。画角が約1.6倍の27-88mmになるので、ポートレートなどにちょうどいい。
掲載サイズの関係からM-RAW(3,888×2,592ピクセル)+JPEGで撮影し、Digital Photo Professionalで現像、2,544×1,696ピクセルへ出力時に縮小した。カメラ及びDigital Photo Professionalの設定は全て標準。現像時に露出、色温度の微調整、コントラストのみを触って、シャープネスやピクチャースタイルなどは変えていない。ただし、オートライティングオプティマイザは、カットに応じて弱めか標準でON、もしくはOFFにしている。
一週目、上ブロック右上はISO100、それ以外はISO400。絞りはF3.2-4、シャッタースピードは1/160秒。ズームレンズを使用しているものの、その多くは35mm前後となっている。下ブロックは全てISO400。絞りF2.8-3.5、シャッタースピードは1/200秒。レンズは35mmを使った。上ブロック下ブロックともに結構暗いことがわかる。
下ブロックの部屋は、つい最近まで窓の向こうは、木が覆い茂り天気のいい日でも光が入らなかったのだが、手入れしたらしく、バッサリ切られ陽が入るようになっていたため、久々に使ってみた。
吉木りさちゃんは、今年2月号の時にペンタックスK-xで撮ってから2回目の登場。当時はまだグラビアを始めたばかりだったが、最近は数多くの週刊誌にグラビアが載って人気急上昇中だ。さすがに撮られ慣れたのかポーズがバシバシ決まり、現場はサクサク進行した。(続く)
actress吉木りさ@fitone
photographer西川和久
EOS 60D
EF 35mm F2
EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
2010/11/5/ 00:00