写真で見るOLYMPUS PEN Lite E-PL5
10月上旬発売予定の「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」を借用できたので、まずは外観を中心としたレポートを掲載する。実写サンプルや操作性などの評価を交えた記事は、後日「新製品レビュー」で紹介する。
前モデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL3」と異なり、上位機種「OLYMPUS PEN E-P3」に近いスタイリングとなったE-PL5。着脱式のグリップもE-P3譲りで、ぱっと見は「小さなE-P3」といった雰囲気だ。女性的ですっきりした見た目のE-PL3と異なり、カメラ好きの男性にも好まれそうな外観となっている。
着脱式のグリップは比較的浅いものだが、装着した状態でのホールディングは良い。背面のサムレストも小さいながらちょうど良い位置にあり、E-PL3より疲れにくい印象だ。
姉妹機のOLYMPUS PEN mini E-PM2と同様、タッチパネルの採用も今回のトピック。画面内の被写体に触れるとAFからレリーズまでを一気に行なう「タッチAFシャッター」が可能で、ローアングル時やハイアングル時など、バリアングル液晶モニターとの組み合わせが強力だ。反応は早く、操作性は良い。
■外観
グリップあり | グリップなし |
バリアングル液晶モニターは、自分撮り用に前面にも向けられるようになった |
自分撮りの状態 |
撮像素子は4/3型Live MOSセンサー。画像処理エンジンはTruePic VI | 姉妹機E-PM2との違いのひとつに、モードダイヤルの装備が挙げられる |
右手側背面の操作部。前モデルの配置を踏襲する | AP2ポートを装備。EVFのほか、PENPAL PP-1などの装着が可能 |
同梱のストロボを装着したところ |
■画面
最高感度はISO25600。E-PL3の12800から引き上げられている | アートフィルターブラケットを搭載。設定により、1回の撮影で複数のアートフィルターを記録できる |
新しいアートフィルター「ウォーターカラー」。水彩画風のエフェクト |
■ボディーキャップレンズBCL-1580
その名の通り、ボディキャップのような薄さのレンズ。レンズとしては焦点距離15mm(35mm判換算で30mm相当)、F8固定というスペックで、前面のフォーカスレバーによるマニュアルフォーカスが可能。基本的には「写真も撮れるボディキャップ」という位置付けのアイテムだが、スナップ用パンフォーカスレンズとしても面白そうな存在。
2013年1月23日までにE-PL5、またはE-PM2を購入すると、東芝FlashAirかボディーキャップレンズのどちらかがもれなくもらえるキャンペーンが行なわれる。
左がボディーキャップレンズ、右が本物のボディキャップ | |
折本 幸治
2012/9/26/ 00:00