オリンパス、新製品を集めた「PENコレクション」を22日から開催
オリンパスは22日、10月発売の「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」や「STYLUS XZ-2」などを体験できるイベント「PENコレクション」を東京・渋谷で開催した。翌23日にも行なわれる。会場は渋谷駅構内ranKing ranQueenイベントスペース。
東京に続き、大阪と名古屋でも同様のイベントが開催される。
開催地 | 会場 | 日程 | 開催時間 |
東京 | 渋谷駅構内ranKing ranQueenイベントスペース | 9月22日 | 12時〜20時 |
9月23日 | 10時〜18時 | ||
大阪 | 梅田ビックマン前広場イベントスペース | 9月29日 | 12時〜20時 |
9月30日 | 10時〜18時 | ||
名古屋 | JR名古屋駅中央コンコース | 10月6日 | 12時〜20時 |
10月7日 | 10時〜18時 |
会場は多くの人が行き交う渋谷駅の構内。取材中、家族連れやカップルがふと立ち寄り、そのままコンパニオンと談笑する姿が見られた。一方、告知を見て来場した熱心なオリンパスファンも多いという。
手にとれるのは、「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」、「OLYMPUS PEN mini E-PM2」、「OLUMPUS STYLUS XZ-2」。いずれも9月17日に発表された新製品で、発売はE-PL5が10月上旬、E-PM2とXZ-2が10月下旬。XZ-2以外の2機種は、会場で撮影した画像の持ち帰りがOK。
E-PL5とE-PM2は姉妹機で、主な違いは背面モニターがバリアングル式か固定式か。その他E-PM2にはモードダイヤルがないなど、それぞれ前モデルのE-PL3とE-PM1の関係に近い。
いずれも静電容量式のタッチパネルを搭載。操作性は良く、特にモードダイヤルがないE-PM2ではスムーズな操作性を提供していた。また、画面ないの被写体にタッチしてフォーカス、さらにシャッターが自動的に切れる操作に、驚く来場者もいるという。デジタルカメラに置けるタッチ式背面モニターの普及がまだ進んでいないことをうかがわせるエピソードだ。
OLYMPUS PEN Lite E-PL5。前モデルからE-PL3から着脱式のグリップが追加され、上位機種E-P3に近い、幾分男性的なフォルムになった。バリアングル液晶モニターは健在。レンズは同時発表のM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2リミテッドブラック |
オリンパス初となる背面モニターの自分撮り機構を装備。上170度まで開く。 |
OLYMPUS PEN mini E-PM2。各所のディテールはE-PL5と共通。ボディケースも共用できる | モードダイヤル代わりとなるUI。タッチパネル化で操作性が向上した |
両機種に搭載された新アートフィルター「ウォーターカラー」のサンプル。水彩画風のエフェクト | 別売のプレミアムカメラグリップ「MCG-3PR」とプレミアムレンズキャップ「LC-37PR」の組み合わせ例。3色あるうちのこれはストライプ柄 |
交換レンズでは、フォトキナ2012で開発発表のあった「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」が早くも展示してあった。ただし透明ケースの中での参考出品というかたちで、手にとることはできない。F1.8の大口径単焦点レンズだけに、既存のM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8と異なり、フィルター径37mmから46mmに太くなっているのに加え、全長も2倍程度長くなっている。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 |
10月上旬発売の「ボディーキャップレンズBCL-1580」も展示してあった。薄さ9mmのレンズで、「これを見に来た」というお客さんもいたというほど人気があるとのこと。レンズ下側のマニュアルフォーカス用レバーは、最短撮影距離から無限遠へと設定可能。さらに回すとレンズ保護バリアが閉まる。本体は樹脂製。
ボディーキャップレンズBCL-1580。レンズ構成は3群3枚。画角は35mm判換算で焦点距離30mm相当 |
10月5日発売のM.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroも展示されていた。35mm判換算で120mm相当となる望遠マクロレンズ。レンズフードは沈胴させることが可能で、逆付けする手間を要せず省スペース。レンズフードを取り外すことも可能。
M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroのレンズフードを収納したところ | 撮影時にはそのまま前に引き出して使用する |
9月28日発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2リミテッドブラック | お約束となったデコレンズキャップの展示。左上に新作ハロウィンバージョンも |
XZ-2のみ画像の持ち帰りはNG。会場では自動開閉レンズキャップLC-63AやテレコンバージョンレンズTCON-17Xといった、前モデルXZ-1時代からのオプションも用意されていた。
新機能「ハイブリッドコントロールリング」は、コントロールリングをクリックあり/クリックなしに切り替えられるというもの。操作は前面のレバーで行なう。レバーをONにするとクリックがなくなる。ONにしたときの動作は、「MF」「ズーム」「MF/ズーム」の3種類から選択可能。
こちらもグリップが着脱式になった。自動開閉レンズキャップLC-63Aを装着 | 新たにバリアングル液晶モニターを採用 |
ハイブリッドコントロールリングの設定画面 | カットモデル |
プレミアムグリップXCG-2(パープル)を装着。他にもベージュとレッドが用意される |
2012/9/22 22:08