写真で見るパナソニックLUMIX DMC-LX7

Reported by 本誌:武石修

 パナソニックが23日に発売したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX7」をお借りできたので、外観写真などを中心にお伝えする。

LUMIX DMC-LX7。実勢価格は6万4,800円前後

 DMC-LX7は、24-90mm相当で開放F値がF1.4~F2.3と明るいズームレンズを搭載するのが特徴。今回は最短撮影距離でのボケ作例も掲載した。撮像素子は1/1.7型有効1,010万画素MOSセンサー。

 新設の絞りリングも位置が絶妙で回しやすく、クリックストップの感じも心地よい。グリップにはしっかりとしたラバーがあり、ホールディングも良い印象だ。また、NDフィルターをワンプッシュで適用できるようになったのも便利だと感じた。

 実写を交えた詳細なレビューは後日掲載する。

レンズは広角端でF1.4、望遠端でもF2.3の開放F値となっており明るい
新たにレンズ鏡胴の根元部分に絞りリングを設けた。絞り優先モードなどでF1.4~F8の間で設定できる
絞りリングには1/3段ごとにクリックストップがあるが、ストップの強さはどの絞り値も同じ
グリップ部分には段差のあるラバーがあり、指掛かりは良い
レンズバリアは無くキャップが付属する
背面にND/FOCUSレバーを新設した。EVF用のポートも備える
NDレバーを押すとNDフィルターが挿入され、右のように「ND」の表示が出る。NDフィルター非使用の左画像に比べてシャッター速度が3段分遅くなっている
NDフィルターを活用してプログラム線図を変更できるようになった。標準、開放優先、解像優先から選択可能標準を選んだところ
開放優先に設定したところ解像優先は明るすぎるシーンでの絞りすぎによる回折ボケを防ぐ
MFモードでFOCUSレバーを倒すと画面が拡大され、MFが可能になる
HDMI端子も装備バッテリーおよび記録メディア室
内蔵ストロボをポップアップさせたところ
新機能の「露光間デフォーカス」(左)と「露光間絞り」(右)
インターバル撮影機能も新に装備した。撮影間隔は1~30分、撮影枚数は10~60枚。終了予定時刻も表示される
別売のEVF「DMW-LVF2」(約144万ドット相当)を装着したところ

マクロ時のボケ

 広角端と望遠端の最短撮影距離でミニカーの“H”マークにピントを合わせて撮影した。絞りは開放。最短撮影距離は広角端で1cm、望遠端で30cmとなっている。白いミニカーの全長は45mm程度。また、手前の白いミニカーから一番奥の家の置物までは30cm程度である。両方の作例で被写体の位置は動かしていない。

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
DMC-LX7 / 約2.6MB / 3,776×2,520 / 1/320秒 / F1.4 / +0.7EV / ISO80 / WB:マニュアル / 4.7mmDMC-LX7 / 約3MB / 3,776×2,520 / 1/160秒 / F2.3 / +0.7EV / ISO80 / WB:マニュアル / 17.7mm

ソニー「サイバーショットDSC-RX100」(右)との比較

キヤノン「PowerShot S100」(右)との比較






武石 修

2012/8/27/ 00:00