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パナソニック、4/3センサーの高級コンパクト「LUMIX LX100」海外発表
F1.7-2.8大口径レンズ、空間認識AF、4K動画など
Reported by 本誌:武石修(2014/9/15 22:06)
パナソニックは9月15日、フォーサーズセンサーを搭載するレンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-LX100」を海外で発表した。国内での発売は未定。
1,280万画素のフォーサーズ(高感度MOS)センサーを採用した。フォーサーズサイズのセンサーを搭載したレンズ一体型デジタルカメラは世界初とみられる。LXシリーズの従来機「LUMIX DMC-LX7」のセンサーは有効1,010万画素の1/1.7型だった。
レンズは、35mm判換算の焦点距離24-75mm相当のLEICA DC VARIO-SUMMILUX。明るさはF1.7-2.8と比較的明るい。
レンズ交換式カメラのフラッグシップモデル「LUMIX DMC-GH4」で採用した独自の高速コントラストAF技術「空間認識AF」(DFD=Depth From Defocus)を搭載。AF時間は0.14秒としている。連写速度は最高11コマ/秒。最高シャッター速度は1/4,000秒で、最高1/16,000秒の電子シャッターも備える。
約276万ドット相当のEVFも搭載する。
レンズ鏡胴にはコントロールリングも備え、シャッター速度、露出補正などの機能を割り当てられる。また絞りリングとアスペクト比変更レバーもレンズ部に搭載している。
Wi-Fi/NFC機能も搭載した。ストロボは内蔵せず、クリップオンストロボが付属する。
4K動画(3,840×2,160、30fps)の記録が可能。また4K動画から静止画を切り出す「4Kフォト」にも対応する。