写真で見るパナソニックLUMIX DMC-GX1
パナソニックが25日に発売するマイクロフォーサーズカメラ「LUMIX DMC-GX1」の試作機をお借りできたため、外観と画面写真をお届けする。
DMC-GX1は、GFシリーズと同様のEVF非搭載のフラットなボディ形状を採用し、ラインナップではGHシリーズとGシリーズの中間に位置する。エントリー向けに発展していったGFシリーズに対し「ハイアマチュア向け」というのがDMC-GX1のコンセプト。
店頭予想価格はボディのみが7万円前後、「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」を含むパワーズームキットと「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」および「LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」をセットにしたダブルレンズキットがそれぞれ9万5,000円前後の見込み。カラーはエスプリブラックとブレードシルバーの2色を用意する。
撮像素子はDMC-G3と共通の有効1,600万画素4/3型Live MOSセンサー。低ノイズ化を図ったことで、最高感度はDMC-G3より1段高いISO12800とした。AFモードには「AFS」、「AFC」に加え、被写体やフレーミングの動きを検知して追尾するという「AFF」を新搭載した。2軸の電子水準器もシリーズ初の新機能。
液晶モニターは3型約46万ドットのタッチパネル式。タッチ機能をオフにする設定が新たに加わっている。オプションで約144万ドットの新EVF「DMW-LVF2」(店頭予想価格2万7,000円前後)も用意した。
外観は2009年9月に発売した「DMC-GF1」を想起させるもので、手にしたときのサイズ感も近い。モードダイヤルや背面ボタン類はクリック感がよりはっきりしたものになっており、高級感を意識したという仕上げも相まって、愛好家志向の製品であること強くを感じさせる。
■外観
・DMC-GX1(エスプリブラック)
シャッターボタン周り | 本体上部にステレオマイクを内蔵 |
背面右手側の操作部 | 側面の端子類 |
内蔵ストロボをポップアップしたところ | グリップ部 |
記録メディアスロットとバッテリー室 | 付属のバッテリーとチャージャー |
・「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」装着例
・DMC-GF2(右)と比較
■画面
・撮影画面
撮影画面(通常時) | AF合焦時に自動で拡大表示することも可能 |
Q.MENU | 新機能のタッチタブを引き出したところ |
パワーズームレンズのズーム動作中。焦点距離を表示できる | フォーカス位置も表示可能。拡大位置は自由に動かせる |
電子水準器を新搭載。水平およびアオリ方向に対応 |
・撮影モード
クリエイティブコントロール | シーンモード |
・撮影メニュー
撮影(1/5) | 撮影(2/5) |
撮影(3/5) | 撮影(4/5) |
撮影(5/5) |
・動画メニュー
動画(1/3) | 動画(2/3) |
動画(3/3) |
・カスタムメニュー
カスタム(1/7) | カスタム(2/7) |
カスタム(3/7) | カスタム(4/7) |
カスタム(5/7) | カスタム(6/7) |
カスタム(7/7) |
・セットアップメニュー
セットアップ(1/4) | セットアップ(2/4) |
セットアップ(3/4) | セットアップ(4/4) |
・再生メニュー
再生(1/3) | 再生(2/3) |
再生(3/3) |
・Fnボタン設定
Fn1〜4に任意機能を割り当てられる |
割り当てられる機能(1/5) | 割り当てられる機能(2/5) |
割り当てられる機能(3/5) | 割り当てられる機能(4/5) |
割り当てられる機能(5/5) |
・パワーズームレンズ設定
パワーズームレンズで使用可能な設定項目 | ズームの動作速度は静止画・動画でそれぞれ選べる |
・タッチ設定
タッチパネル周りの機能はそれぞれオン/オフ可能 |
・再生画面
再生画面 | 情報表示画面 |
ヒストグラムを表示 | タッチ操作で拡大可能 |
鈴木 誠
2011/11/16/ 00:00