写真で見るカシオ「TRYX」(β機)

Reported by 本誌:武石修

 カシオが5日に海外で発表したコンパクトデジタルカメラ「TRYX」(トリックス)のβ機をお借りできたので外観写真をお届けする。31日現在、国内未発表の製品で、お借りした個体は北米向けのものだ。

TRYX

 いわゆる“スイバル機”の1つだが、外周を覆うフレームが360度回転する珍しい機構を採用したモデル。フレーム部分の位置によりさまざまな持ち方や設置ができる。米国では4月に249.99ドルで発売する。

 全体にしっかりした造りで、可動部分にぐらつきなどもなく安っぽさは感じられない。今回は実写はできなかったが、液晶モニターで見た21mm相当(35mm判換算)の画角は非常に広く、コンパクトデジタルカメラとしては新鮮だった。

 撮像素子は1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOSセンサー。約46万ドットの3型タッチパネル式液晶モニターを備える。

外観

21mm相当でF2.8の単焦点レンズを搭載操作ボタンは電源ボタン(下)とシャッターボタン(上)のみ
上面に記録メディアスロットを備えるSDメモリーカード系が使用できる
側面にはHDMIとUSBのコネクタを装備カバーを開けたところ
フレーム側面にはストラップホールもあるフレーム内に本体が来ると、フレームにある突起によって固定される
記録メディアを含む重量は、「HIGH SPEED EXILIM EX-ZR10」に比べて19g軽い(いずれもバッテリーと記録メディアを含む)付属の電源ケーブル。USB充電に対応。バッテリーは内蔵式

可動例

液晶モニターを反転させたところ。自分撮りなどに
カムコーダーのようなスタイルほとんどの形態でバリアングル液晶モニターとして使用できる
伸ばしたフレームがハンドルになる
フレームを伸ばして液晶モニターを反転したところ
机や床の上に角度を付けて自立させることもできる液晶モニターを反転させて自分撮りにも対応
このような置き方も可能




武石 修

2011/1/31/ 00:00