GANREFメンバーが撮った「季節の写真」

春の訪れとともに撮りたくなる…「桜」写真の数々をご紹介

人によっては花粉症に苦しむ季節ですが、春はなにかと「写真を撮りたい」という気持ちにさせてくれる季節でもあります。とくに人気の被写体となるのが、“桜”でしょう。この季節を実に美しく彩ってくれる被写体です。

今回はGANREFメンバーが撮影した「桜」にまつわる作品をご紹介。撮る人によって様々な姿を見せてくれる桜ですが、今年の桜はこれから満開を迎えます。ぜひカメラを手に取り、撮影に出掛けてみてはいかがでしょうか。

GANREFとは?
インプレスが運営する写真・カメラ愛好家向けの写真投稿&写真共有サイト。参加者には投稿作品やレビューの評価などに応じて「GANREF Point」が付与されます。フォトコンテストやイベントも随時開催しています。
https://ganref.jp/

※写真をクリックするとGANREFの作品ページに移動します。そこで大きなサイズの画像が見られます。

門出の春に(umetarouさん)

EOS 6D Mark II/EF16-35mm F4L IS USM/32mm/マニュアル露出(1/250秒・F11)/ISO 400/WB:マニュアル

JR磐越西線・喜久田駅近くにある「藤田川ふれあい桜」は、郡山市民の春の憩いの場となっています。

川沿いに続くソメイヨシノの大枝が地面近くにまで垂れ下がっているので、桜の花のアップと背景の桜並木を使って春爛漫の雰囲気を出そうと思っていたところ、ちょうど入園式を終えたご家族がいらっしゃり声をかけて一緒に納めさせていただきました。

春らしい新生活への希望が感じられる1枚になったかなと思います。

作者のコメント

名も無き姉妹桜(D5fanさん)

D700/Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED/300mm/絞り優先AE(1/40秒・F8.0・-1.7EV)/ISO 800/WB:マニュアル

ここは、神田溜(別名を豊島池)といい、江戸時代の初めに長浜付近の幕末代官だった豊島作右衛門忠次が、この地域を干ばつの被害から救うために作ったものです。

神田溜では、春には桜が池の水面に映り込む情景を、夏頃(7月中旬から8月中旬)には蓮の花が撮影できます。北陸自動車道の神田パーキングエリア(下り)の直ぐ近くで、そこからも眺めることができます。

この池は湧水で周囲を山などで囲われているため、気温が低く風の穏やかな日の早朝には気嵐が発生し、桜を絡めての撮影で日の出直後の桜の上部を朝日に照らされた、満開と満開前の隣り合わせの木を撮影したものです。観ていて妙に色っぽいと感じ切り取りました。

作者のコメント

食べきれない(Legacyさん)

D850/AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR/300mm/マニュアル露出(1/800秒・F11・+7/3EV)/ISO 3600/WB:オート

場所は香川県東かがわ市湊川沿いに植えられている河津桜の人気スポットです。

満開で隙間が無いほどの中に、メジロがちょこまか動きまわり、姿を捉えるのが難しいなか一瞬顔を見せた処を捉えました。花の蜜を吸いに来るメジロは撮りがいが有りますが、この写真は特に綺麗に撮れたと思います。

作者のコメント

花見日和(くろくろさん)

EOS 60D/EF70-200mm F2.8L IS II USM/70mm/絞り優先AE(1/200秒・F10・-2/3EV)/ISO 200/WB:オート

桜の撮影をしている最中、ご年配のご夫婦でしょうか、仲良く桜を眺める姿が印象的で撮らせていただきました。のどかでほっこりした気分になった一枚です。

作者のコメント

儚き春景(SUNLITEZさん)

EOS 5D Mark IV/EF24-105mm F4L IS II USM/105mm/絞り優先AE(3.2秒・F4・+2EV)/ISO 125/WB:マニュアル

撮影場所は自宅近くの公園で、作品のコメントにも書きましたが普通の撮り方では面白味がないと思い、2.5秒で流したものに静止して撮影したものを比較明で多重露出させたものです。

作者のコメント

儚い美しさ(いつもにこ爺さん)

Z 6/NIKKOR Z 14-30mm f/4 S/14mm/プログラムAE(1/2,500秒・F5.6)/ISO 200/WB:太陽光

桜の花は咲いた直後から 雨や風の洗礼を受け
はらはらと少しづつ散って 地面に積み重なってゆく
ただ美しいだけでなく そんな姿が命の儚さを連想させる
咲き乱れた後の散り際の潔さも 心に染みてくる

作者のコメント

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デジカメ Watch編集部