本日発売

12月19日(金)発売の新製品|4年ぶりに“再定義”したベーシックモデル「α7 V」

デジカメ Watchの記事で紹介した新製品のうち、本日発売のものをピックアップしました。

α7 V

4年ぶりにアップデートした“ベーシックモデル”は、αシリーズとしても初搭載となる2つのコアデバイスを採用しました。それは、部分積層型CMOSセンサー「Exmor RS」と、AIチップを組み込んだ画像処理エンジン「BIONZ XR2」。これにより打ち出すキーワードは「AI×SPEED」です。

各社、とくにハイエンドモデルにおいてですが、「AI」という言葉とともにそのカメラの特徴が語られることが、もはや普通のこととなってきています。ソニーはこれまで、一部のモデルを対象にAIプロセッシングユニットというデバイスを個別に搭載していたわけですが、今回の「α7 V」ではそれを画像処理エンジンに統合。AIを活用した高性能なAFと、省電力・高演算・高速性能の両立を図るという新しい試みを披露しました。

ともあれ、これが2025年の最後にソニーが提示した「フルサイズミラーレスのベーシック」ということ。さらに4年後の“ベーシックモデル”がどうなっていることやら、今から楽しみなような怖いような……。

本誌:宮本義朗