写真展

東京国際写真祭

文化、歴史、自然豊かな国、日本。その首都である東京は、日本が誇る文化コンテンツと世界が交差し、新たなインスピレーションを生み出す都市です。テクノロジーが発達し、写真がかつてないほど世界で市民権を得る現代。そのような時代において「これからの写真」を考える場として、東京国際写真祭(Tokyo International Photography Festival)が開催されます。

メイン会場は、ART FACTORY城南島。日本の玄関口である羽田空港、その対岸に位置する工場地帯に突如現れる巨大なアート展示空間は、訪れた人に「東京にこんな場所があったのか」と思わせる力を持っています。その特別な場所で、「FOCUS ON THE FUTURE(未来に焦点を合わせて)」というテーマのもと、国内外のトップレベルの写真家による企画展「What makes us “us” -私たちの世界の領域-」や、海外ゲストによるトークセッション等さまざまなイベントを行います。

2020年のオリンピックに向け、急速に変化する東京。東京国際写真祭は、その東京にもたらされる力学と共に、進化・拡大していくフェスティバルです。入場は無料。是非、その序章となる第一回目の開催に足をお運びください。
(イベント情報より)

イベント名

東京国際写真祭

企画展

「What makes us “us” ‐私たちの世界の領域‐」
この世界には様々な境界線が存在しています。その境界線は、私たちの日々の暮らし中に「内と外」、「ハレとケ」という形で存在するばかりではく、人間が生きる都市空間と自然との狭間にあり、あるいは動物と人間の領域を分ち、国と国とを国境という目に見えない線で分断します。

東京国際写真祭の第一回目となる企画展「What makes us “us” ‐私たちの世界の領域‐」は、14名の国際的に活躍する写真家達の作品を「都市と自然」、「民族」「境界」、「コミュニティーとカルチャー」という4つの観点から捉え、来場者がそれらの領域間を写真を通じて旅することで、私たちの生きるこの世界の領域について考え、新しい世界の見方と対話を生み出そうとする試みです。

「What makes us “us”? ‐私たちは何者なのか?‐」という問いに対して、写真を媒介に向き合うことで、私たちを取り巻くこの世界について、今一度考える手がかりになればと思います。

出展作家(順不同・敬称略)

<都市と自然>
ホンマタカシ/ 田附勝 /アレハンドロ・チャスキエルベルグ / ルーカス・フォグリア

<民族>
石川直樹 / ナムサ・レウバ / ローラ・エルタンタウィ

<境界>
下道基行 / ノエミー・ゴーダル / リウ・ボーリン

<コミュニティーとカルチャー>
細倉真弓 / 山谷佑介 / マイク・ブロディ

<特別展示>
西野壮平

開催日程

2015年10月9日金曜日~18日土曜日

開催場所

ART FACTORY城南島(東京都大田区城南島2-4-10)

入場料

無料

協力

一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY、United Photo Industries、株式会社リコー、株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン、富士フイルム株式会社、エプソン販売株式会社、Getty Images Japan、ソニー株式会社、株式会社フレームマン、ART FACTORY城南島、株式会社東横イン、GUATE PHOTO、head on photo festival、国際交流基金、ブリティッシュ・カウンシル、Tokyo Focus、米国大使館、The Tokyo Art Book Fair、daikanyama photo fair、Prix Pictet、アサヒカメラ、British Journal of PHOTOGRAPHY、デジカメWatch、GANREF、GUP、 Have a nice PHOTO!、IMA ONLINE、LensCulture、pdn、PHaT PHOTO、SHOOTING

第2回東京インターナショナルポートフォリオレビュー 参加者募集開始

東京・大田区のART FACTORY城南島にて開催される、東京国際写真祭2015にて、第2回東京インターナショナルポートフォリオレビューを開催いたします。

本年は、レビュアーが全て外国人レビュアーとなります。また、本年度よりレビューを受ける為の事前審査(もしくは推薦)が必要となり、審査通過者にはヴィクトリア・アルバート博物館 写真部門キュレーターや、世界で最も影響力のある写真WEBマガジンLens Culture編集長をはじめ写真雑誌、写真集出版社、フォトフェスティバル、アートインスティテューションの決定権者たちとのレビューや出会いの機会を提供いたします。

(イベント情報より)

レビュアー

マーティン・バーンズ(ヴィクトリア&アルバート博物館 写真部門キュレーター)、ジム・キャスパー(LensCulture 編集長)、へスター・カイザー(Noorderlicht Foundation アソシエートキュレーター)、レミ・フォシュー(RVB Books 編集者/創設者)、クラウディ・カレラス(Estudio Madalena /Paraty Em Focoキュレーター)、エリック・フローンス(GUM magazine編集長)

申し込み期間

2015年8月17日月曜日~9月14日月曜日

開催日程

2015年10月11日日曜日・12日月曜日10時~18時(開場 9時30分)

開催場所

ART FACTORY城南島(東京都大田区城南島2-4-10)

定員

48名

レビュー対象

写真表現を志すミドルキャリア以上の写真家が対象。写真展および出版経験があり、海外のマーケットに対して、プレゼンテーションする準備が出来ている作家。レビュー参加には事前審査(もしくは推薦)が必要。

レビュー参加費

6回のレビューセッション350米ドル
3回のレビューセッション180米ドル

※レビューには通訳が1テーブルにつき1名つく。

応募方法

WEBフォームより申込み。
事前審査用の作品データを6点~12点の間で用意すること。(ファイルサイズは1点につき1MB程度、長辺1920ピクセル、ファイル形式はJPEG推奨)

合わせて、希望するレビュアーについても選択。事前審査後、合否が連絡され、通過後に参加費を5営業日以内に振込。

参加特典

ポートフォリオレビューの事前審査の応募者の中で、希望者はGetty Imagesのアワード受賞フォトグラファーによる撮影レクチャーを無料で受講する事が可能。

ポートフォリオレビュー

東京国際写真コンペティション(TIPC)2015受賞者発表及び、受賞者展のお知らせ

全世界の写真家を対象とした日本発の国際写真コンペティション・東京国際写真コンペティション2015(主催:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY)において受賞者8名及び、グランプリが決定いたしましたので、お知らせ致します。

本コンペは優れた作品を生み出している写真家に対し、言語や国の枠を超えて作品の発表、展示の機会を生み出すことを目的に、2013年に設立されました。

本年度は世界各地の写真文化を代表する15名の写真プロフェッショナルを審査員としてお招きし、約1500名の写真家の中から8名の作家を選出しております。受賞した8名の作品は10月9日より開催される東京国際写真展をはじめ、ニューヨークの写真ギャラリー「United Photo Industries Gallery」やグアテマラの国際写真祭「Guate Photo Festival」そしてシドニーの国際写真祭「Head on Photo Festival」にて巡回展示されます。

(イベント情報より)

受賞者

クリスチャン・ヴィウム(デンマーク)※グランプリ、アルノー・バッハ(スペイン)、ローレンス・ラスティ(スイス)、ローレント・シェエーレ(フランス)、イリーナ・カラシニコフ(ロシア)、ジョン・カズナーヴ(スペイン)、テソン・リー(韓国)、ドーギー・ウォレス(イギリス)

開催日程

2015年10月9日金曜日~10月18日日曜日

開催場所

ART FACTORY城南島(東京都大田区城南島2-4-10)

受賞作品巡回展スケジュール

・ニューヨーク-United Photo Industries Gallery:2015年10月1日木曜日~11月21日土曜日

・東京-東京国際写真祭(Tokyo International Photography Festival):2015年10月9日金曜日~10月18日日曜日

・グアテマラ-GuatePhoto Festival:2015年11月

・シドニー-Head On Photo Festival:2016年春

審査員

・ロジャー・バレン(写真家 / 南アフリカ)
・榮榮&映里(三影堂写真藝術中心 共同創設者 / 中国・日本)
・飯田志保子(キュレーター、東京藝術大学美術学部先端表現科准教授/ 日本)
・アルヴァロ・マティアス(La Fabrica 出版部 ゼネラルマネージャー / スペイン)
・フェリックス・ホフマン(C/O Berlin 主席キュレーター / ドイツ)
・ペギー・スー・アミソン (East Wing Gallery アーティスティック・ディレクター / ドバイ)
・ジェームス・エストリン(New York Times Lens Blogフォトエディター / アメリカ)
・JJ・エストラーダ&クララ・デ・テザーノス(Guate Photo Festivalディレクター / グアテマラ)
・クラウディ・カレラス(Estudio Madalena / Paraty Em Focoキュレーター / ブラジル)
・増田玲(東京国立近代美術館主任研究員 / 日本)
・へスター・カイザー(Noorderlicht Foundationアソシエイト・キュレーター / オランダ)
・サラ・リーン(National Geographic Magazine シニア・フォトエディター / アメリカ)
・ジョン・フリートウッド(Market Photo Workshop ディレクター / 南アフリカ)
・モッシュ・ローゼンヴェイグ(Head On Photo Festivalディレクター / オーストラリア)

©クリスチャン・ヴィウム

(本誌:河野知佳)