写真展告知

「ライカI」誕生100周年を記念した写真展、東京でも開催

エリオット・アーウィット氏とジョン・サイパル氏の作品を展示

© Elliott Erwitt/MAGNUM PHOTOS, Leica Hall of Fame Award 2023, Leica Gallery Wetzlar 2023

ライカギャラリー表参道は、マグナム・フォトの写真家であるエリオット・アーウィット氏と、東京を拠点とするアメリカ人写真家のジョン・サイパル氏による写真展「In Conversation: A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal」を10月1日(水)から開催する。

ライカ初の量産型35mmフィルムカメラ「ライカI」の誕生100周年を記念した写真展。「過去と現在の写真の対話」をテーマに、世界の12のライカギャラリーにて写真展を開催しており、日本での開催は第10章と位置付けられている。

「最も魅力的な写真は、直接的な関わりと愉快な楽しみを通じて世界そのものの中に発見される」という信念を共有する両氏が、それぞれの視点で写真による対話を展開する。

また、会場ではオリジナルの銀塩プリント作品が展示される。

© John Sypal

会場

ライカギャラリー表参道

開催期間

2025年10月1日(水)~11月30日(日)

開催時間

11時00分~19時00分

休廊

月曜日

作者プロフィール

エリオット・アーウィット

1928年7月26日にロシア移民の子としてパリで生まれたエリオット・アーウィットは、幼少期をミラノで過ごしました。1939年に家族はフランス経由でアメリカへ移住。その後も1940年代に彼が選んだ初の撮影旅行の舞台であり、マグナム創設の本拠地となったセーヌ川に流れる花の都パリには、情熱に導かれるままライカを携え何度も足を運んでいます。

ジョン・サイパル

1979年、アメリカ・ネブラスカ州生まれ。2001年より写真を始め、2004年の来日後、東京のギャラリーで継続的に作品を発表するようになる。2008年からは「Tokyo Camera Style」を通じて、日本の写真文化を世界に向けて紹介している。2010年には東京のアーティスト運営による「Totem Pole Photo Gallery」に参加し、現在も伝統的なフィルムと暗室技法を用いて、毎年複数の写真展を開催している。自身の作品集はこれまでに5冊刊行されており、また数多くの写真集評や展覧会評も執筆している。