写真展告知

GOTO AKI写真展:TERRA 2024 -身体と空間-

キヤノンギャラリー銀座と大阪では、写真家のGOTO AKI氏による写真展「ERRA 2024 -身体と空間-」を6月4日から順次開催する。

日本の自然風景を惑星・地球の胎動として捉えた「terra」(キヤノンギャラリー S 2019 他)の延長線上にある写真展。

同展では、我々を囲む自然風景を別の角度から照らし出し、写真的な視覚体験の広がりを提示するという。

撮影を継続する中で、海中の山、湖の水中に点在する木々、地中からの湧水など、名もなき動体としての風景へ関心が向かいました。

変容する自然をあるがままに受け入れ、身体をセンサーとして感じる何かを縁として自然風景にレンズを向けると、抽象画のように全体と部分が反転し続けるようなイメージを見出すことがあります。

作者コメント

キヤノンギャラリー銀座

開催期間

2024年6月4日(火)~6月15日(土)

開催時間

10時30分~18時30分

所在地

休廊

日曜日・月曜日・祝日

ギャラリートーク

6月8日(土)14時00分~15時00分

キヤノンギャラリー大阪

開催期間

2024年7月30日(火)~8月10日(土)

開催時間

10時00分~18時00分

所在地

休廊

日曜日・月曜日・祝日

ギャラリートーク

8月3日(土)16時00分~17時00分

作者プロフィール

1972年 川崎市生まれ。
1993年の世界一周の旅から現在まで56カ国を巡る。丸紅株式会社にて天然ガスのパイプライン輸送ビジネスに携わった後、東京綜合写真専門学校へ入学。写真家鈴木清氏、小林のりお氏に学ぶ。1999年より写真家としての活動を開始。同年、初個展 「journey on life」(ニコンサロンJuna21)を開催。その後イタリア・レッジオエミリアにてスタジオワークを学び帰国。2007年頃、撮影対象がストリートスナップから日本の風景へと移行し今に至る。現在は日本の風景をモチーフとして地球的な時間の流れと光を織り交ぜた根源的なランドスケープの作品制作を続けている。風景撮影に自然科学の視点とスナップ撮影の手法を取り入れ、新たな日本の風景写真を生み出している。2020年日本写真協会賞新人賞受賞(写真展・写真集「terra」)
日本大学 芸術学部 准教授
武蔵野美術大学 造形構想学部 非常勤講師