写真展告知

野村佐紀子写真展:Träumerei/トロイメライ

Akio Nagasawa Gallery Aoyamaでは、写真家の野村佐紀子氏による写真展「Träumerei/トロイメライ」を6月6日(木)から開催する。

野村氏は有名な男性ヌードの作品に限らず、風景、花、動物、老若男女のポートレートなども手掛けており、撮影した場所や時間、さまざまなモチーフを特定のテーマを設定せず、組み合わせている。

その過程において、新たに立ち上がってきた意味を編集する手法で、これまで展覧会や作品集を制作してきたという。

今回の展示作品は、撮影された時間や場所が異なる2つのイメージを上下に組み合わせた構成で制作。それらの作品群を「トロイメライ」(ドイツ語:夢)と名付けた。

会場

Akio Nagasawa Gallery Aoyama

開催期間

2024年6月6日(木)~6月29日(土)

開催時間

11時00分~13時00分、14時00分~19時00分

休廊

日曜日・月曜日・火曜日・水曜日・祝日

作者プロフィール

1967年山口県下関市生。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、91年より荒木経惟に師事する。93年に初の個展「針のない時計」を開催以降、国内外で精力的に個展・グループ展を行い高い評価を得ている。2015年フランスにて開催された日本人アーティスト8名によるグループ展「Another Language」展(アルル国際写真フェスティバル)に出展、世界中の人々より称賛される。現在、今後の活躍がもっとも期待されるフォトグラファーのひとり。

主な写真集にAkio Nagasawa Publishing発行の『黒闇』(08)、『もうひとつの黒闇/Another Black Darkness』(16)、『十代目松本幸四郎 残夢』(17)、『春の運命』(20)、『ノクターン』(22)の他、『裸ノ時間』(97、平凡社)、『夜間飛行』(08、リトルモア)、『NUDE/A ROOM/FLOWERS』(12、MATCH and Company)、『TAMANO』(14、リブロアルテ)、『雁』(16、Bcc co.,ltd)、『Ango』(17、bookshop M)、『愛について』(17、ASAMI OKADA PUBLISHING)など多数。