写真展告知

フジフイルム スクエア企画写真展「ジャン・アンリ・ファーブル生誕200年記念 今森光彦の地球昆虫紀行」

夏休み自由研究イベント「昆虫のふしぎ」も開催

キイロツノギスの顔 ©今森光彦

フジフイルム スクエア企画写真展「ジャン・アンリ・ファーブル生誕200年記念 今森光彦の地球昆虫紀行」が、富士フイルムフォトサロン 東京で開催される。会期は7月28日~8月24日。

写真集「昆虫4億年の旅」で第28回土門拳賞を受賞した今森光彦氏の作品を通して、地球上に生息する昆虫の不思議な世界を紹介するという企画展。今森氏は、昆虫の生息する里山の生態系に入り込みながら撮影を行っている。同氏が取り組むSDGsや、里山の再生活動についても紹介する。

コーカサスオオカブトムシ ©今森光彦
アフリカタマオコシコガネのペア ©今森光彦

また、切り絵作家としての顔も持つ今森氏の、“立体昆虫切り紙作品”もあわせて展示。子どもから大人まで楽しめる内容で、昆虫の生きる自然環境に思いをはせて欲しいとしている。

会期中には、夏休み自由研究イベント「昆虫のふしぎ」を開催。今森氏のギャラリートークや、切り紙ワークショップなどを行う。

ムネトゲボウバッタのオス(右)とメス(左) ©今森光彦
ハラビロカマキリ ©今森光彦

写真展概要

会場:富士フイルムフォトサロン 東京
開催期間:7月28日(金)~8月24日(木)
開館時間:10時00分~19時00分(最終日は14時00分まで)
入館料:無料
巡回展:富士フイルムフォトサロン 大阪(2024年7月19日~)

夏休み自由研究イベント「昆虫のふしぎ」

今森光彦 ギャラリートーク

日時
・7月29日(土)13時30分~14時00分「昆虫写真について」
・7月30日(日)11時00分~11時30分「昆虫・自然との関わり」
予約
・予約不要。定員なし(年齢制限なし)
特典
・参加者に「今森氏特製切り紙作品ポストカード」をプレゼント

今森光彦 切り紙ワークショップ

日時
・7月30日(日)13時30分~15時00分
会場
・富士フイルムフォトサロン 東京 2階 特設会場
予約
・事前予約制(抽選)。定員60名(小中学生向け)
申込受付期間
・6月16日(金)10時00分~7月9日(日)23時59分
※応募はWebサイトから。
※当選者には7月15日ごろ、「イベント参加券」が送られる。
特典
・参加者に「今森氏特製切り紙作品ポストカード」をプレゼント

今森光彦 アーティストトーク「地球昆虫紀行」

日時
・8月11日(金・祝)13時30分~14時30分
会場
・富士フイルムフォトサロン 東京 2階 特設会場
予約
・事前予約制(先着順)。定員100名(年齢制限なし)
申込受付期間
・6月16日(金)10時00分~定員になり次第締切
※申し込みは電話(TEL:03-6271-3350)、または会場受付けのみ。
※満席の場合は当日受付なし。
特典
・参加者に「今森氏特製切り紙作品ポストカード」をプレゼント

来館記念「切り紙で昆虫を作ってみよう!」

内容
・展示期間中、会場で今森氏へのメッセージを記入した人に、本展特製切り紙図案をプレゼント
申込
・予約不要。定員なし(年齢制限なし)

今森光彦 トークムービー「里山・環境活動について」

内容
・展示初日以降、富士フイルムフォトサロン 東京Webサイト内「写真展の鑑賞ガイド」に掲載。
申込
・予約不要。定員なし(年齢制限なし)

作者プロフィール

今森光彦(いまもり みつひこ)

1954年滋賀県大津市生まれ。写真を独学で学び、1980年代からフリーランスとして活躍。以後、琵琶湖を望む田園にアトリエを構え、自然と人との関わりを「里山」という概念で追う一方で、世界各国を訪ね、熱帯雨林から砂漠まで広く取材。

第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など受賞多数。

写真集に『里山物語』、『湖辺』、『今森光彦・昆虫記』、『今森光彦フィールドノート 里山』、『オーレリアンの庭』などがある。写真文集に『萌木の国』、『藍い宇宙』、『里山を歩こう』、『わたしの庭』など著書多数。

写真展にあわせて、写真集『スカラベ』、『里山―生命の小宇宙』(クレヴィス)出版。