写真展告知

ソニーワールドフォトグラフィーアワード企画写真展:Stories II(木村旬太/沢丸保切/野瀬大樹/船井友彦)

(Sony Imaging Gallery)11月3日まで

(c)木村旬太 2022 Sony World Photography Awards

ソニーワールドフォトグラフィーアワードは、写真文化の継続的な発展への貢献を目的に2007年よりソニーが支援する写真コンテストです。

「プロフェッショナル」(10カテゴリー)、「一般公募」(10カテゴリー)、「ユース」(12歳~19歳)、「学生」の4部門で構成され、あらゆるキャリアステージや作品ジャンルに対応したプラットフォームを提供します。これら4部門以外にも、写真文化の発展に多大な功績を残した個人や団体を表彰する特別功労賞(Outstanding Contribution to Photography Award)や、一般公募部門に応募された作品の中から国ごとに優秀作品を表彰するナショナルアワードを設けています。

今年で15年目を迎えるソニーワールドフォトグラフィーアワードは、既に実績を積んだ写真家だけでなく新進気鋭の写真家が広く世に認知され、飛躍のきっかけを掴む機会を提供しています。

毎年、何万人もの写真家が選りすぐりの写真をこのコンテストに応募します。入賞を果たした写真家は、その作品が世界中のコミュニティで評価されることで、出版契約、ギャラリーや世界的な展覧会での展示などの恩恵を受けています。ソニーワールドフォトグラフィーアワードの目的は、創造性に富んだ人々が出会い、本格的で革新的、そして刺激的な作品を生み出すことにあります。

本企画写真展では、2022年プロフェッショナル部門 受賞(環境カテゴリー)および2022年一般公募部門で最終選考に残った写真作家の作品を紹介します。

写真展情報

なお、「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2023」については、現在応募を受け付け中。

締め切りは、「プロフェッショナル部門」が2023年1月13日22時00分。「一般公募部門」と「ユース部門」は2023年1月6日22時00分。「学生部門」は、2022年11月30日22時00分となっている(いずれも日本時間)。学生部門のみ2022年内の締め切りとなるので注意したい。

会場

Sony Imaging Gallery
東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階

開催期間

2022年10月21日(金)~11月3日(月)

開催時間

11時00分~18時00分

定休日

なし(銀座プレイス休館日を除く)

作者プロフィール(引用)

木村旬太(プロフェショナル部門/環境カテゴリー 1位)

北海道稚内市出身。東京を拠点として、アフリカ・アジアを中心に取材活動を行なっている。アフリカでは紛争に関連する男性や性的マイノリティに対する性暴力の問題を取材し、現在はバングラデシュ各地をめぐり、気候変動の様々な影響によって生活環境の移り変わりの中を生きる人々の生活を捉えることに長期プロジェクトとして取り組んでいる。

受賞
ソニーワールドフォトグラフィーアワード 2022 プロフェショナル部門/環境カテゴリー 1位
International Photography Awards 2022 プロフェッショナル部門/環境カテゴリー 3位

沢丸保切(一般公募部門/クリエイティブ 入選)

フォトグラファー/ヘア+メイクアップアーティスト
jiyumeオーナー。ヘアメイクを活かした撮影を得意とする。コンセプチュアルな作品を創り発表している。

受賞
International Beauty Industry Awards 2022, Best Creative Hair, 1位
European Photography Awards 2022, People Photography - Fine Art Platinum Winner
London Photography Awards 2022, People Photography - Fine Art Platinum Winner
International Photography Awards 2021, People, Portrait 2位

(c)沢丸保切 2022 Sony World Photography Awards

野瀬大樹(一般公募部門/モーションカテゴリー 入選)

1991年、神奈川県生まれ。2015年頃から、一眼レフカメラはもちろんのこと、iPhoneを起用した撮影と編集を独学で行い、2台体制で写真家としての活動をスタート。2017年には「牛代のみずめ桜」や「小國神社の秋」、「妻籠宿の囲炉裏」など、数々の代表作を生み出す。独学で培った写真編集技術や撮影スタイルを武器に、2019年にフリーランスフォトグラファーとして本格的に活動開始。大手企業から、観光省や広告までの撮影を国内外かつ幅広いジャンルで活動中。コロナ禍の中でも、"LOEWE"のジブリシリーズの撮影や、"Marriott International"など、海外メディアにも注目される活動をしている。風景、ポートレート、動物など様々なジャンルの撮影を得意とし、唯一無二の独特のトーンに仕上げる。光を捉え、美しく幻想的な作風が評価され数々のコンテストでも受賞している。

受賞
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2022 一般公募部門/モーションカテゴリー 入選
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2022 日本賞 入選
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2021 一般公募部門/トラベルカテゴリー 入選
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2021 日本賞 2位
東京カメラ部10選2019
EXCERI×PHOTRAVELERS PHOTO CONTEST 2018 金賞

(c)野瀬大樹 2022 Sony World Photography Awards

零重力(船井友彦)(一般公募部門/モーションカテゴリー 入選)

合成無し自撮り浮遊写真家。2011年に現代美術家の林ナツミ氏の「本日の浮遊」シリーズに影響されて以来、自身も「零重力/Zero Gravity」というコンセプトを立ち上げ、重力から解放された“浮遊人”の生活と無重力世界を自撮りで演出している。

国内外多数のフォトコンテストの受賞歴があり、浮遊写真の達人として全国テレビやラジオ、YouTube、雑誌、オンライン記事等、様々なメディアで紹介されている。

「零重力/Zero Gravity」とは?
合成無しのセルフポートレート浮遊写真。三脚にカメラをセットし、タイマーに合わせてジャンプして浮遊しているように見える瞬間を捉えた写真。日常の風景だけではなく、観光スポットや絶景スポットの写真に浮いている“浮遊人”を入れることで非日常的で非現実的な空間を創る。

(c)零重力(船井友彦)2022 Sony World Photography Awards