写真展告知

元田敬三写真展:渚橋からグッドモーニング

(コミュニケーションギャラリーふげん社)

元田敬三は、1971年大阪生まれの写真家です。1995年に大阪ビジュアルアーツ専門学校へ入学し、在学中の1996年第33回準太陽賞を受賞しました。1997年大阪新聞に路上で出会った人の写真とエッセイを1年間連載したことが写真の原点となり、その後も路上を舞台に心動かされる人や光景を撮り続けています。

本展では、2018年から現在まで居住地である神奈川県・逗子の海岸や家族などの身近な人々を日付入りカラーポジフィルムで毎日撮影しているシリーズから約100点を展示します。

毎朝、富士山を臨む渚橋から海辺の写真を撮ることから元田の一日が始まります。彼の代名詞とも言える、街で特異なオーラを放つ人に声をかけ撮影するモノクロームのストリートスナップに対して、日常に寄り添った写真群になっています。

本シリーズは、写真メディアの記録性と、不可逆な時間の流れが浮き彫りになると同時に、「写真を信用している」と話す作家の、ピュアでやわらかなまなざしが生んだ叙情溢れるシリーズになっています。

会期中の9月19日(土)には、ゲストに写真評論家の飯沢耕太郎さんをお迎えしてギャラリートークを開催します。また、映写機によるスライドショーも同時開催します。

皆様のご来場をお待ちしております。

写真展情報

会場

コミュニケーションギャラリーふげん社
東京都目黒区下目黒5-3-12

開催期間

2020年9月10日(木)~10月4日(日)

開催時間

火曜日~金曜日:12時00分~19時00分
土曜日・日曜日:12時00分~18時00分
9月18日(金)はナイトギャラリーにて21時00分まで

休廊

月曜日、祝日(9月22日)

ギャラリートーク

元田敬三×飯沢耕太郎+ポジフィルムスライドショー
9月19日(土)14時00分~(参加費1,000円・要予約)
※YouTubeチャンネル「スタジオビッグバード」で投げ銭制のライブ配信も実施。

作者プロフィール

1971年、大阪生まれ。桃山学院大学経済学部卒業後に写真家を志し、ビジュアルアーツ専門学校大阪へ入学。在学中1996年第33回準太陽賞受賞。1997年大阪新聞にて路上で出会った人の写真とエッセイを1年間連載。これが現在の写真行為の原点となる。写真とは人と出会う為にもっとも有効な手段である。と共に、写真は行為であり恋である。心がハッとしたらシャッターを切る→スナップショットで時代を切り開く。