写真展告知

山崎えりこ写真展:endless flowers

誰でも子どもの頃一度はのぞいたことのある万華鏡。

かくいう私も、幼少期に万華鏡のとりこになった1人だ。万華鏡の小さなのぞき穴から見る、色とりどりのビーズやスパンコールがミラーに反射し周囲に拡がっていく様子は、まるで夢の中に吸い込まれていきそうで子供心に強烈な憧れを持った。

そんな子ども時代を経て現在は、自分自身を表現するための強力な手段として写真を選択し、作品制作を行なっている。

自身の作品を万華鏡で再度撮影するという試みは以前からやってみたかったこと。

そうすることで私がカメラを通して見た世界を万華鏡の中に閉じ込め、ミラーに反射し永遠に拡がっていく。つまり切り取ったモノや色・かたちが濃縮され、より山崎えりこの目線が明確になるのではないかと考えている。

今回は写真作品にとどまらす音と映像も含めて1つの作品として山崎えりこの万華鏡の非日常、そしてノスタルジーを感じていただければと思う。

写真家 山崎えりこ

写真展情報

会場

meriken gallery & cafe
兵庫県神戸市中央区波止場町6-5 上屋SO-KO

開催期間

2019年7月17日(水)~7月28日(日)

開催時間

水曜日~金曜日12時00分~19時00分
日曜日・土曜日12時00分~18時00分(最終日は12時00分~16時00分)

休廊

月曜日・火曜日

作者プロフィール

大阪府生まれ。
「日常のなかに潜む非日常」をテーマにスナップや風景を撮影。関西を拠点に写真家としての活動を行う。
2016年から17年にかけて自身のテーマ「境界」を発表。2回の個展を開催した。
執筆活動としては京阪神エルマガジン社発行『関西 花のおでかけ』、『首都圏から行く 花のおでかけ』、インプレス発行の月刊誌『デジタルカメラマガジン』において撮影・記事を担当。
テーブルフォトを中心にワークショップを多数開催。波止場の写真学校 神戸本校講師。フォトマスターEX(エキスパート)。