盛田真千子写真展：融合

風景写真を撮っているころから水面への映り込みに興味がありました。街なかの撮影では、ショーウィンドーや看板、ポスターなどのガラスのような光沢物への映り込みに心をひかれました。

街には多種多様なものが溢れているので、光沢物への映り込みもそれなりに種類が多く、その 1つ1つに、不思議な表情がみられ、撮影にときめき感があります。ショーウィンドーのなかに 飾られた商品とガラスに映り込んだ景色のように、モノの前後差、モノの背後の重なり等で、不思議な画像が撮れることへの面白さに興味を持ちました。

カメラのファインダーに実像と虚像がとけあって1つの像になり、その場で新鮮な映像が醸し出されます。そのような「融合」した像の発見と魅力にひかれて、撮影をしております。なお、写真の合成や多重露光はしておりません。

ご高覧のほど、よろしくお願いいたします。

出展作品数：約53点

写真展情報

会場

オリンパスギャラリー東京
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階

開催期間

2019年5月17日（金）～5月22日（水）

開催時間

11時00分～19時00分（最終日は15時00分）

休館

木曜日

作者プロフィール

東京都生まれ。文化女子大学（現文化学園大学）定年退職後、デジタル一眼カメラを始める。 四谷写真塾佐藤篤ゼミ、DIGITABLE、小平写真連盟に所属。
JPA（一般社団法人 日本写真作家協会）公募展、東京写真月間、NHK 学園写真展等入選。