写真展告知

安田菜津紀写真展:The Voice of Life 死と、生と

シャッターの数だけ、ファインダー越しに託された命の声に耳を傾ける。間近に迫る死を知りながら、最後まで自分らしく生きる道を選んだパートナー。東日本大震災後、東北の地を生き抜いてきた子どもたち。フィリピンの青少年鑑別所で、閉ざされた空間に身を寄せ合う少年たち。なお戦火の中にあるイラクで、故郷へと戻る日々を待つ家族。シリアから国境を越えた地で、生まれくる新しい命。

これまで向き合ってきた死と、そして生が放つ輝きが、今を生きる私たちに問いかけるものは何か。国内外で続けてきた取材を通しての出会いを、写真と共に皆さんと分かち合う場を築きたい。

出展作品数:カラー 約40点

写真展情報

オリンパスギャラリー東京

開催期間

2018年4月13日(金)~4月18日(水)

開催時間

11時~19時(最終日は15時)

所在地

東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階

休館

木曜日

ギャラリートーク

4月14日(土)15時~16時
4月17日(火)18時30分~19時30分

オリンパスギャラリー大阪

開催期間

2018年5月7日(金)~5月17日(木)

開催時間

10時~18時(最終日は15時)

所在地

大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル

休館

日曜日・祝日

ギャラリートーク

5月12日(土)16時~17時

作者プロフィール

1987年神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。「HIVと共に生まれる-ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。上智大学卒。J-WAVE「JAM THE WORLD」水曜レギュラー。TBSテレビ「サンデーモーニング」に出演中。

写真絵本に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)、『写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って』(日本写真企画)。