イベントレポート
【CP+】ハクバ、LoweproやOUTDOOR PRODUCTSなどカメラバッグで攻勢
高級三脚Marsaceにカーボントラベルタイプが登場
2017年2月25日 12:51
CP+2017のハクバブースでは、Lowpro(ロープロ)カメラバッグのほか、自社ブランドのルフトデザインカメラバッグ、BLACKRAPIDストラップ、Marsace(マセス)三脚シリーズのほか、各種アクセサリー製品を手にとることができた。
Lowproカメラバッグでは、「フリップサイド トレック」シリーズにあらたに「BP」シリーズ製品が登場した。アウトドアユースを意識しつつシティユースにも使える。色はダークグレー/グリーン。
上部に大きな収納スペースを、下部にカメラ収納部を持つリュック形カメラバッグ。Lowproらしさを凝縮した上位モデル「ウィスラーBP」シリーズを、よりライトに最適化したモデルといっていい。
下部のカメラ収納部のアクセスは背面から。三脚などをとりつけられるようベルトを備え、サイドには複数のポケットを持つ。
いちばん大容量の「フリップサイド トレックBP 450AW」(希望小売価格・税別3万1,500円)のほか、「同350 AW」(希望小売価格・税別2万7,000円)、「同250AW」(希望小売価格・税別2万4,000円)が用意されている。
また、ミラーレス機などの小型軽量なカメラに向く、ユニークなボディバッグ型カメラバッグ「パスポートデュオ」(希望小売価格・税別1万1,500円)も。カラーはブラック、ブルー、オレンジの3種。
上面フリップを開けて広げるとリュックになる。このときの上部には上着などを収納するのに向いている。
そのほかシンプルで大容量を収納できる「フォトクラシックBP 300 AW」(希望小売価格・税別2万4,000円)などを展示。
最近海外ブランドで増えてきたドローン収納用バッグも、Loweproブランドで各種展示されていた。
ブースには、ハクバが取り扱いを開始した「OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)」ブランドのカメラバッグも展示されていた。いずれもオーソドックスなデザインだが、カメラバッグとしての工夫がなされている。
目につくものとしては、まず「カメラデイパック01」(直販価格・税込1万570円)。
「カメラトートバッグ01」(直販価格・税込9,700円)。
その他「カメラショルダーバッグ03」(直販価格・税込4,200円)が新製品として展示されていた。カラーはデイパック01とトートバッグ01がネイビー、ブラック、バーガンディの3種。ショルダーはネイビー、ブラック、レッドの3種。
ハクバ自社ブランドである「ルフトデザイン」シリーズカメラバッグにも新製品が見られた。PVCコーティングポリエステルと止水ジッパーを採用し、カラーはブラックとネイビーの2種。
これはバックパックの「ルフトデザイン レジスト バックパック」(希望小売価格・税別1万8,400円)。
こちらは「ルフトデザイン レジスト ショルダーバッグ」(希望小売価格・税別1万円)
さらに、小さく折りたたんで収納することもできるメッセンジャータイプのショルダーバッグ「アーバンライト ショルダーバッグ L」(希望小売価格・税別7,700円)も展示されていた。約430gと軽量なのも特徴だ。
ハクバが取り扱うBLACKRAPID(ブラックラピッド)速写ストラップは、「ブリーズ(呼吸)」という名を冠してモデルチェンジした。通気性を向上させたショルダーパッドがつく。また、フックの取り外しがしやすくなった。
ミニマルデザインのストラップ「ORIIRO(オリイロ)」シリーズも展示されていた。一眼レフカメラに向く40mm幅(カラーは3種、税別4,500円)とミラーレスカメラなどの軽量機材に向く25mm幅(カラーは6種、税別4,200円)の2種が用意されている。プリントではなく、織りで模様が作られているところが特徴だ。
一昨年より展開されている高級三脚「Marsace(マセス)」シリーズには、トラベラータイプのカーボン三脚DTシリーズが登場した。クリップ式の脚を外して一脚としても使用できる。
4段のナットロック式で、肉厚1mmのカーボンファイバーチューブを採用し、本体と雲台は高精度な削り出し。雲台はアルカスイス互換クイックシューを備える。
パイプ径28mm径の中型「DT-2541T」(希望小売価格・税別7万1,000円)とパイプ径24.5mmの小型「DT-1541T」(希望小売価格・税別6万5,000円)の2種で、いずれも専用ケースが付属。自由雲台DBシリーズとのセット販売になる。