イベント告知

日本カメラ博物館講演会「シリアルナンバー100001の『コンタックスAX』 京セラコンタックスAXが残したもの」

日本カメラ博物館は、講演会「シリアルナンバー100001の『コンタックスAX』 京セラコンタックスAXが残したもの」を11月25日に開催する。

10月24日に始まった特別展「日本の歴史的カメラ120年 技術発展がもたらしたもの」に関連したイベント。講師は市川泰憲氏(歴史的カメラ審査委員、元月刊『写真工業』編集長)。

2023年の春にとある縁から「コンタックスAX」の製造ナンバー100001を入手した市川氏が、その時代を共に生きてきたからこその調査と視点により、つねに独自なカメラ作りを目指してきたヤシカから京セラ時代までのユニークなカメラ技術へのオマージュとして、周辺の技術などを紹介するという。

2023年の春、フィルム面を前後させてピント合わせをする独自のAF機構を搭載したフィルム一眼レフカメラ「コンタックスAX」の製造ナンバー100001が日本カメラ博物館に寄贈されました。

「コンタックスAX」が発売されたのは1996(平成8)年の5月ですが、本格的なAF一眼レフとして認知される「ミノルタα7000」が発売されたのは1985(昭和60)年1月にまでさかのぼります。「コンタックスAX」は、なぜフィルム面移動方式のAF一眼レフであったのか、そこには1人のカメラ技術者の執念ともいえる技術開発のストーリーがあったのです。

この講演会では、独自なカメラ作りを目指したヤシカから京セラ時代までのユニークなカメラ技術へのオマージュとして、あらためて見なおす機会とします。

開催のお知らせ

講演会「シリアルナンバー100001の『コンタックスAX』 京セラコンタックスAXが残したもの」

日時:2023年11月25日(土)13時~15時(12時30分開場予定)
会場:東京都千代田区一番町25 JCIIビル 6階会議室
応募方法:日本カメラ博物館にて直接受付、または電話受付(03-3263-7110)
定員:100名(座席指定なし。先着順)
受講料:300円。受講券の提示により、1人1回のみ博物館入館が無料